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R&B 45

Ben E. King - Stand By Me / The Coasters - Yakety Yak (Re-Issue, w/PS)

1986(1962&1959) USA Re-Issue 45rpm Record [ATLANTIC/7-89361]

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R&B~ソウル・グループ/ザ・ドリフターズ出身のR&B~ソウル・シンガー/ベン・E・キングが、1962年4月24日にATCOレーベルからリリースした作品の、1986年ATLANTICレーベルでの正規リイシュー・シングルです。



ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー・プロデュースによる作品です。


Jerry Leiber & Mike Stoller

ビルボード・トップ100チャートで最高4位、R&Bチャートで最高1位、英国シングルチャートで最高27位を記録しました。ローリングストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」では122位に選定されています。1999年、BMIは「スタンド・バイ・ミー」は約700万回演奏されたと累計し、20世紀で4番目に多く演奏された曲として挙げました。2012年3月27日、ソングライターの殿堂がタワーリング・ソング・アワードを受賞し、2012年にキングはタワーリング・パフォーマンス賞を受賞しました。2019年2月、英国のスムーズ・ラジオ・ネットワークはこの曲を「1960年代の最高のラブソングのひとつ」と評しました。「スタンド・バイ・ミー」は「文化的、歴史的、または美的に重要」として米国議会図書館によって国立録音登録簿に登録されました。

元々ベン・E・キングが1961年に演奏し、エルモ・グリックというペンネームを一緒に使用していたジェリー・リーバーとマイク・ストーラーと共に彼によって書かれた曲です。キングはザ・ドリフターズのためにこの曲を書きましたがレコーディングされませんでした。

キングによれば、このタイトルはサム・クックとJ・W・アレクサンダーが書いた「スタンド・バイ・ミー・ファーザー」というゴスペルに由来し、インスピレーションを得たもので、ザ・ソウル・スターラーズがジョニー・テイラーのリードで録音したものであったとされます。




曲は、他にも、詩篇46篇に基づいたチャールズ・アルバート・ティンドレーによる20世紀初頭のゴスペル賛美歌「スタンド・バイ・ミー」を参照しており、歌詞の「God is standing by...」の主語を、“神”ではなく、“恋人”に置き換え、ゴスペルとR&Bを融合させました。ゴスペル+R&Bの手法は以前からレイ・チャールズ等が行っており、初めてではありませんでしたが、初期ソウルとして重要視されている名作中の名作です。

1986年の同名の映画のサウンドトラックに収録され、キングと俳優のリバー・フェニックスとウィル・ウィートンをフィーチャーした対応するミュージック・ビデオが映画の宣伝のためにリリースされました。



1987年のリーバイス501ジーンズのヨーロッパのコマーシャルにも登場し、ヨーロッパでのさらなる成功に貢献しました。



1975年に出されたジョン・レノンによるカバーはビルボード・ホット100チャートで最高20位、USキャッシュボックスチャートで最高20位、カナダのチャートで最高13位、英国シングルチャートで最高30位を記録しました。



<参加ミュージシャンと録音場所+日時>
Ben E. King With Stan Applebaum's Orchestra (as Benny Nelson) [Stand By Me]
Romeo Penque, reeds; Charles McCracken, cello; Ernie Hayes, piano; Al Caiola, guitar; Lloyd Trotman, bass; Gary Chester, drums; Phil Kraus, percussion; Ben E. King as Benny Nelson, vocal; Elise Bretton, Lillian Clark, Myriam Workman, background vocal; Stan Applebaum, director.
NYC, October 27, 1960
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Ben E. King With Stan Applebaum's Orchestra [On The Horizon]
Charles Margulis, Doc Severinsen, trumpet; unknown, harp; Moe Wechsler, piano; George Barnes, Allen Hanlon, guitar; George Duvivier, bass; Gary Chester, drums; Ben E. King, vocal; Elise Bretton, Sylvester Fields, William Glover, Noah Hopkins, Marcia Patterson, Myriam Workman, background vocal; unidentified 13 strings, Stan Applebaum, director.
NYC, March 27, 1961



裏面は、ノヴェルティーな音楽性と技巧的なコーラス・スタイルを武器に多くのヒット曲を放ち、ロックンロール時代を代表する存在として知られる様になった名R&Bグループ/ザ・コースターズが、1959年4月にATCOレーベルからリリースした作品のカップリングです。



ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー・プロデュースによる作品です。



Jerry Leiber & Mike Stoller

ビルボードホット100チャートで1位、R&Bチャートで7週連続7位を記録しました。

ジェリー・リーバー&マイク・ストーラーが共作をした「戯曲」としての作品で、当時の一般家庭内でよく見られた、口うるさい両親に対して10代頃の子供が反抗的な文句として使っていた「ヤケティー・ヤク」という造語をテーマにした内容です。「中間層の白人社会の中の白人の子供による黒人社会の見方」を描写した内容でもある作品で、これを今風に説明すると、黒人ラッパーのスタイルを取り入れた中間層の白人少年を主役にした内容の作風と言えるかも知れません。白人目線の楽曲を黒人グループであるザ・コースターズが取り上げる事によって、逆説的に人種の融合を提唱した内容ですが、グループはあくまでも「演劇的」なスタイルをしており、自分たちの経験を表現するふりはしていません。ザ・コースターズはひょうきんな道化師(ピエロ)風のユーモアで歌っており、サックス奏者のキング・カーティスはアップテンポのドゥーワップ・スタイルで吹き込んでいます。



King Curtis

床を掃除せずゴミを出さない子供に対して「あなたはもうロックンロールするつもりはないの?」と両親から迫られ、その回答は「ヤクティヤク!話しかけないで。」というユニークな内容です。

本作から刺激を受けてジョー・テックスが返答曲を発表したり、他にもブール・ランドルフによる「ヤケティー・サックス」等、多数の類似作品が登場したりもしている名作であります。





<参加ミュージシャンと録音場所+日時>
[Yakety Yak] [Zing! Went The Strings Of My Heart]
King Curtis, tenor sax; Adolph Jacobs, guitar; unknown, bass, drums; Carl Gardner, lead tenor vocals; Cornelius "Cornell" Gunter, tenor vocals; Billy Guy, baritone vocals; Will "Dub" Jones, bass vocals.
NYC, March 17, 1958

オリジナル・ピクチャースリーブ付きです(擦れ、書き込み、全体的な痛みがございます)。


コンディション:VG+/VG+/RI
マトリックス番号ST A 50220-1 / ST A 50241-1


アーティスト【ベン・E・キング】













Benjamin Earl King (born September 28, 1938 Henderson, North Carolina - April 30, 2015) R&B~ソウル・シンガー。初期の頃にはザ・ファイヴ・クラウンズ(The Five Crowns)というR&Bグループに在籍して活動。1958年にザ・ドリフターズのマネージャーであるジョージ・トレードウェル(George Treadwell)はメンバー全員をクビにしたが、その後にアポロシアターでのライヴがブッキングされており、苦肉の策としてザ・ファイヴ・クラウンズをザ・ドリフターズに見立ててアポロへ出演させる。この時から第3期のザ・ドリフターズ(通称ザ・ニュー・ドリフターズ)が始まっており、彼らはそのままザ・ドリフターズとしてATLANTICレーベルとの契約に至る。そこではベン・E・キングがリードを努めた「Save the Last Dance for Me」「This Magic Moment」「I Count the Tears」といったヒットを連発しており、ザ・ドリフターズの長い歴史の中に輝かしい功績と名曲の数々を残す事となった。1960年にベン・E・キングはザ・ドリフターズを脱退し、ソロシンガーとなってATCOレーベルに移籍した。そして「Spanish Harlem」、「Stand By Me」といった不屈の名曲を残しソロでも成功を収めていく。ゴスペル直径の熱っぽいボーカル・スタイルで、R&Bからソウルを築いた重要人物の一人である。

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アーティスト【ザ・コースターズ】









R&B・グループ。ドゥーワップ~ロックンロール。1945年にロサンジェルスにて結成されたザ・ロビンズ(The Robins)が母体で、1955年にメンバーが枝分かれしてザ・コースターズを結成(本体のロビンズ自体もコースターズと平行して1960年頃まで活動している)。ウィリー・メェ・“ビッグ・ママ”・ソーントンの「Hound Dog」で知られる様になっていたプロデューサー、ジェリー・リーバー&マイク・ストーラーは、1953年に自身らでSPARKレーベルを設立。彼らはそれ以前に楽曲を提供していて交流があった、RCA VICTORレーベルのグループ、ザ・ロビンズをSPARKレーベルに招き入れており、1955年の後半にSPARKレーベルからリリースされた「Smokey Joe's Cafe」はすぐに話題となり、ATLANTICレーベル傍系のATCOレーベルにマスターを売却し、全米にディストリビュートされて「Smokey Joe's Cafe」はナショナルヒットを記録した。このレーベル移籍がきっかけで、グループはロサンジェルスからニューヨークにチャンスを見出し、ニューヨーク移住賛成派と、移住反対派でメンバー構成が分かれ、ニューヨーク派の新生ザ・コースターズと、ロサンジェルス派のザ・ロビンズふたつのグループが並び立つ事となる。以降はザ・コースターズはATCOレーベルで「Down in Mexico」「One Kiss Led to Another」「Young Blood」「Searchin'」「Idol with the Golden Head」「Yakety Yak」「Charlie Brown」「Along Came Jones」「Poison Ivy」「I'm a Hog For You」「Run Red Run」「What About Us」「Besame Mucho」「Wake Me, Shake Me」「Shoppin' for Clothes」「Wait a Minute」「Little Egypt (Ying-Yang)」「Girls Girls Girls (Part II)」「T'ain't Nothin' To Me」等の多くのヒット曲を1964年頃まで連発した。ティーンの日常を描写したコミカルな楽曲を、ノヴェルティー感たっぷりに歌い、技巧を凝らした確かなコーラスをワイルドにしたスタイルで、ロックンロールの新たなスタイルを確立した。他KING, DATEレーベルにも録音があり、1971年に「Love Potion Number Nine」、1994年に「Sorry But I'm Gonna Have To Pass」がヒットしている。メンバーチェンジをしながら、2010年代も現役活動中のベテラン・グループである。