The Girlfriends - My One & Only Jimmy Boy / For My Sake

ザ・ブロッサムズ人脈で語られるロサンジェルスがベースのブラック・ガールズ・ポップ・グループ／ザ・ガールフレンズが、1963年11月にCOLPIXレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高49位を記録したワンヒット・ワンダーです。

1970年代に名を馳せたソフト・ロックバンド、ブレッドのリーダーとして知られるようになるデイヴィッド・ゲイツが書いた曲です。


David Gates

ザ・クリスタルズの「ダ・ドゥー・ロン・ロン」をベースした楽曲です。



「ダ・ドゥー・ロン・ロン」に似たキャッチーなアップテンポ曲を、フィル・スペクターと同様の制作テクニックを用いて録音、ミキシングされました。このレコーディング・セッションは、ジャン＆ディーンのジャン・ベリーによって手配され、費用が支払われたそうです。


Jan Berry

ザ・レッキング・クルーがバッキングを演奏しており、物凄い馬力で爆走するハル・ブレインのドラムスは、本家PHILLES作品以上とも思えるぐらいに気合いが感じられ、本作品の聴きどころのひとつとなっております。


The Wrecking Crew

この曲もPHILLES作品と同様に、US盤オリジナルの7インチでしか味わうことの出来ない芳醇なサウンドが詰まっており、ウォール・オブ・サウンド系がお好きな方におすすめです。

ウォール・オブ・サウンド系作品ということで、2007年にUK ACEレーベル編集によるV.Aコンピレーション・アルバム『Phil's Spectre III - A Third Wall Of Soundalikes』(CD)にも収録されました。


Album『Phil's Spectre III - A Third Wall Of Soundalikes』(ACE/CDCHD1149)

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裏面もデイヴィッド・ゲイツ作によるポップ・バラード作品です。

□オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【ザ・ガールフレンズ】



黒人ガール・ポップ・グループ。ロサンジェルスで1957年頃に結成されたザ・ブロッサムズの初代メンバーで、ザ・ローレッツ出身で後に「テインテット・ラヴ」のオリジネーターとして知られるようになるグロリア・ジョーンズと、リチャード・ベリーのコーラス隊／ザ・ドリーマーズ出身のナネット・ウィリアムズが、ジ・アイケッツ出身のキャロライン・ウィリスと共にトリオ編成で結成。録音はCOLPIXレーベルにあり、1963年に「My One And Only Jimmy Boy」が一発ヒットしている。キャロライン・ウィリスはその後、ザ・ハニー・コーンに参加している。