The Dovells - You Can't Sit Down / Stompin' Everywhere (w/PS)

チャビー・チェッカー、ジ・オーロンズ、ディー・ディー・シャープらと共に全米で流行したダンス・クレイズ・ブームを引率した、フィラデルフィア出身のホワイトR&B～ポップ・コーラス・グループ／ザ・ドーヴェルズが、1962年にPARKWAYレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで3位を記録し、当時のアルバムタイトルになりました。



R&B・ギタリストのフィル・アップチャーチがコンボ名義で1961年に初吹込みした同名のR&Bインストゥルメンタル曲のカバーです。



原作はインスト曲だったため、ドーヴェルズは独自の歌詞を乗せたボーカル・バージョンとして仕上げました。ザ・ルーターズの「レッツ・ゴー」風のハンドクラップとドゥーワップ・コーラスをフィーチャーし、疾走感のあるドライブするサウンドで仕上げた60's ダンス・クレイズ・クラシックス！

裏面は「ブリストル・ストンプ」をフォローアップしたダンス・ナンバーのカップリングです。

オリジナル・ピクチャースリーヴ付きです（全体的にシワあり。右側に日焼けあり）。

コンディション：VG++/VG+ マトリックス番号：P-867-A-1 / P-867-B

アーティスト【ザ・ドーヴェルズ】


ホワイトR&B～ポップ・コーラス・グループ。1957年頃にフィラデフィアで結成されたザ・ブルックトーンズ（The Brooktones）というグループが前身で、メンバーチェンジを経て1960年に地元のPARKWAYレーベルと契約する。1961年に「Bristol Stomp」がナショナルヒットを記録しており、その後も「Do the New Continental」「Bristol Twistin' Annie」「Hully Gully Baby」「The Jitter Bug」「You Can't Sit Down」「Betty In Bermudas」「Stop Monkeyin' Aroun'」等を1963年までヒットさせた。レーベルメイトのチャビー・チェッカーやジ・オーロンズ、ディー・ディー・シャープらと共に、全米で流行した“ツイスト”他のダンス・ブームを引率した。リード・シンガーのレン・バリーは1965年にソロ歌手として独立し、DECCAレーベルより「1-2-3」が大ヒットとなっている。レン・バリーが抜けたグループはトリオ編成となっても活動を続けており、1968年にはザ・マジストレイツ（The Magistrates）というグループ名でMGMレーベルにも録音を残した。1974年にはロックンロールのリバイバル・ブームで再結成し、「Dancing in the Street」がマイナーヒットを記録している。