Perez Prado - St. Louis Blues Mambo / Tomcat Mambo

「マンボの王様」として知られるキューバ出身のラテン・ジャズ・バンドリーダー、作曲家、ピアニストであるペレス・プラードが、1955年にRCA VICTORレーベルからリリースしたシングルです。

1914年にW・C・ハンディーが発表したブルース古典曲のカバーです。

ゆったりとしたミッドテンポのアレンジに変更されており、マイナーキーブルース曲を情熱的なマンボ・ジャズ・サウンドで仕上げたインストゥルメンタル・ナンバーです。ミッドテンポのマイナーキー曲ということで、ポップコーン・オールディーズ系がお好きな方にもおすすめです。

裏面はプラードが書いたオリジナル曲で、「トムキャットのマンボ」というアップテンポのマンボ・ジャズです。

アーティスト【ペレス・プラード】

マンボ、ラテン・ジャズ・バンドリーダー、作曲家、ピアニスト。1916年キューバ生まれで、1989年にメキシコシティにて死去。本名 Damaso Perez Prado 。愛称は“マンボの王様”。1940年代はハヴァナのカジノ専属バンドとして活動し、1948年にメキシコに移住。同年にメキシコのRCA VICTORレーベルと契約し、マンボやチャチャチャ、カリプソといったカリブ海音楽の要素を取り入れたビッグバンド・ジャズで人気を博す。1951年にアメリカにも紹介されるやいなや、火を吹くホーン隊が奏でる陽気な南米のリズムは大人気となり、すぐさまに影響力を持ちはじめ、ジャズやR&B、ポピュラーミュージックといった多くの音楽にラテンブームを巻き起こした。録音はRCA VICTORレーベル他にあり、「Mambo No. 5」や「Patricia」等が代表作品として知られている。1964年にメキシコに移り、当地で活動したり、南米や日本にもツアーに出ている。