Bobby Bland - Don't Cry No More / Saint James Infirmary

ジュニア・パーカーと並び、DUKEレーベルを代表するトップ・ブルース歌手で、猛獣が吠える様なシャウトで歌う為、“ザ・ライオン・オブ・ザ・ブルース”という愛称でも親しまれたブルース～R&B・シンガー／ボビー・ブランドが、1961年にDUKEレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高71位、ビルボード・R&Bチャートで最高2位を記録しました。

ゴスペル・スタイルのアップテンポ曲を、ジャジーでソリッドなリズムセクションに乗せて咆哮するボーカルで歌い上げる60's R&B・クラシックス！

当時UK VOGUEレーベルからイギリス国内に流通しており、イギリスのアートウッズや、ザ・マインドベンダーズが取り上げています。







裏面は黒人霊歌の「セント・ジェームス・インファーマリー」のカバーで、このバージョンも秀逸な隠れた名作です。

アーティスト【ボビー・“ブルー”・ブランド】















Robert Calvin "Bobby" Bland (January 27, 1930 Rosemark, Tennessee, United States - June 23, 2013 Germantown, Tennessee, United States) ブルース・シンガー。ジュニア・パーカーと並び、DUKEレーベルを代表するトップ・ブルース歌手。猛獣が吠える様なシャウトで歌う為、付いたあだ名は“ザ・ライオン・オブ・ザ・ブルース”。初期はゴスペル歌手を経験後、ザ・ビール・ストリーターズのメンバーとしてメンフィスを拠点に活動。1951-1952年の間にソロ歌手としてCHESSレーベルに初録音。1952年よりテキサス・ヒューストンにあったドン・ロービーのDUKEレーベルと契約後、コンスタントにレコードを発表Sた。1957年の「Farther Up the Road」がヒットしたあたりからチャートヒットの常連となりだし、以降「Cry Cry Cry」、「I Pity The Fool」、「Turn On Your Love Light」といった歌ものブルースで人気を博しています。ゴスペルとR&Bを融合させ、直情的かつ抑揚を効かせたヴォーカル・スタイルはソウル・ミュージックのルーツとしても評価されている。