Red Prysock - Teen Age Rock / Paqino Walk

ロックンロール風情を取り入れた豪快なジャンプ・ナンバーで人気を博したR&B・サックス奏者／レッド・プライソックが、1956年にMERCURYレーベルからリリースしたシングルです。

「ティーネイジャーのロックンロール」をモチーフにした楽曲で、ハロルド・ミルズというR&B歌手をフィーチャーした、レッド・プライソックにしては稀なボーカル作品です。ビル・ヘイリー＆ヒズ・コメッツのロックンロールを、よりジャジーな雰囲気に仕上げたR&B・パーティー・チューンです。

裏面はプライソックのサクソフォンが主役のR&Bインストゥルメンタル・ジャンプ！


＜参加ミュージシャンと録音場所＋日時＞
Red Prysock And His Orchestra [Teen Age Rock] [Paquino Walk]
Rufus Gore, Red Prysock, tenor sax; Clarence ""Zack"" Wright, baritone sax; Lucius Weathers, vibes; Oliver Blair, piano; Leo Blevins, guitar; Herbert Gordy, bass; Jerome Potter, drums; Harold Mills, vocals #2.
NYC, October 4, 1956

コンディション：VG/VG(-) マトリックス番号：45-YWM-14314-1 / 45-YWM-14315-2

アーティスト【レッド・プライソック】



R&B・サックス奏者。ニューヨーク・ジャンプ、R&B。1926年ノースキャロライナ州グリーンズボロ生まれ。ポップ・シンガーとして有名なアーサー・プライソックの実兄。初期はタイニー・グライムス、タイニー・ブラッドショウ、ジョニー・オニール、ロイ・ミルトンほかのバンドで伴奏をした。1954年にMERCURYレーベルと契約し、1959年まで同レーベルにリーダー作を多数残した。MERCURYレーベル期にはロックンロール風情を取り入れた豪快なジャンプ・ナンバーを得意としており、「Hand Clappin'」をヒットさせている。1960年以降はKINGレーベルにも録音がある。