Nat King Cole - Those Lazy-Hazy-Crazy Days Of Summer / In The Cool Of The Day

20世紀を代表する名歌手と言っても過言ではない黒人ジャズ～ポップ・シンガー／ナット・キング・コールが、1963年にUS CAPITOLレーベルからリリースしたシングルで、リー・ジレット・プロデュースによる作品です。ビルボードホット100チャート6位、ミドルオブザロード(MOR)シングルチャートで3位を記録しました。日本では邦題「暑い夏をぶっとばせ」として知られています。

ハンス・カルステが作曲したポピュラーソングで、もともとは「Du spielst 'ne tolle Rolle」というタイトルで、ドイツ語の歌詞はハンズ・ブラッドゥク（Hans Bradtke）によって作曲され、1962年にウィリー・ハガラ（Willy Hagara）によって初録音されました。



1963年にノスタルジアをテーマに、チャールズ・トビアスが英語の歌詞を書いたバージョンです。コールのバージョンは、ラルフ・カーマイケルがアレンジメントを担当しており、ディキシーランドジャズのサウンドでカラっと陽気に仕上がった60's ポップスです。

裏面はバラードです。

コンディション：VG/VG マトリックス番号：45-AA-39473-G6 / 45-AA-39472-F3

アーティスト【ナット・キング・コール】



Nathaniel Adams Coles (March 17, 1919 Montgomery, Alabama, U.S. - February 15, 1965 Santa Monica, California, U.S.) 黒人ジャズ、ポップ・シンガー、ピアニスト。戦後ウェストコーストR&B／ポピュラー。20世紀を代表する大物歌手。1939年に自身のナット・キング・コール・トリオ（Nat King Cole Trio）を結成してCAPITOLレーベルと契約し、初期にはジャイブとジャズを演奏。ソロ歌手となってCAPITOLレーベルと契約し、1943年に「Straighten Up and Fly Right」、1950年の「Mona Lisa」等を大ヒットさせる。テレビ等にも多く出演し、大衆的な人気を博した。また甘口のバラード感覚はチャールズ・ブラウンをはじめ、ウェストコーストの40～50年代ブルース・シーンに多大な影響を与えています。「タバコ（KOOL）は声を低音にする」と信じ、タバコを1日に3箱も吸うヘビースモーカーで、1965年2月15日サンタモニカにて肺ガンが原因で45歳の若さで死去した。