Little Richard - Good Golly, Miss Molly / Hey-Hey-Hey-Hey (Re-Issue)

50年代のSPECIALTYレーベル時代には数多くのヒット曲を放ち、ロックンロール時代を牽引した重要人物としても知られるR&B・シンガー、ピアニスト、ソングライター／リトル・リチャードが、1958年1月にSPECIALTYレーベルからリリースした作品の1968年正規リイシューです。ビルボード・ホット100チャートで最高10位、ビルボード・R&Bチャートで最高4位を記録しました。ローリング・ストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」では94位に選定されています。

ジョン・マラスカルコ＆バンププス・ブラックウェルによって書かれた曲で、ジャッキー・ブレンストンの「ロケット８８」にヒントを得てたというジャンプ・ブルースです。



「グッド・ゴリー、ミス・モリー」は、リトル・リチャードが最初に録音しましたがすぐにはリリースされず、その未発表音源を元にしたザ・ヴァリアンツのバージョンが1957年に先にリリースされています。その後にリトル・リチャードのバージョンがヒットしました。



1964年にザ・スウィンギング・ブルー・ジーンズがこの曲をカバーし、UKシングルチャートで最高11位、ビルボード・ホット100チャートで最高43位に達しました。



1966年、ミッチ・ライダーとデトロイト・ホイールズは「グッド・ゴリー・ミス・モリー」を彼らのバージョンの「デヴィル・ウィズ・ザ・ブルー・ドレス」に組み込んだバージョンを録音し、ビルボード・トップ100チャートで最高4位の大ヒットとなりました。



裏面はリトル・リチャードが書いた曲で、「ヘイ！ヘイ！ヘイ！ヘイ！」のリフがキャッチーなブラック・ロックンロール・ナンバーです。ザ・ビートルズが「カンサス・シティー」とメドレー形式にして取り上げています。