The Titans - Don't You Just Know It / Can It Be

ドン＆デューイの録音他でもコーラスを担当した事のあるロサンジェルスの実力派R&Bグループ／ザ・タイタンズが、1958年にSPECIALTYレーベルからリリースしたシングルです。

のちにソニー＆シェールとしても有名になる白人ポップ・プロデューサー／ソニー・ボノが手がけた作品です。

Sonny Bono & Cher

ヒューイ・“ピアノ”・スミス＆ザ・クラウンズが1958年にACEレーベルからヒットさせた作品（全米チャート9位、R&Bチャート4位）のカバーです。

ヒューイ・スミスの原作と比較すると軽快なバッキングの演奏が特徴的で、さらにそこに勢いのあるドゥーワップ・コーラスをフィーチャーして賑やかに再編されたドゥーワップ・ロッカー・バージョン！

裏面はソニー・ボノが作曲したアップテンポのドゥーワップ・ナンバーでこちらもおすすめです。

■A面からみて4時～5時の方向に薄いヒートダメージがございます。演奏開始前と開始直後に薄くヒートノイズが出ます。主観では、DJプレイも家聴きも許容範囲内のレベルには感じております。試聴音源はヒートノイズ箇所から収録いたしておりますので、実際の鳴り具合をご確認よろしくお願いいたします。（※盤質自体は概ね良好ですので見た目の評価としてVG+といたしております）

アーティスト【ザ・タイタンズ】

R&B・グループ。1957年にロサンジェルスで結成されたジ・エジプシャンズ（The Egyptians）が前身で、同年にVITAレーベルに初録音を残す。同年、すぐにSPECIALTYレーベルに移り、ドン＆デューイの「Just A Little Lovin'」でコーラスを担当し、自身らの名義でも録音をした。1959年にはCLASSレーベルにも録音がある。メンバーのカーティス・マクネアー（Curtis McNair）は、1965年にカーティス・ナイト＆ザ・スカイアズ（Curtis Knight & the Squires）というR&Bバンドを結成し、有名になる直前のジミ・ヘンドリックスと共に活動したことでも知られている。