The Teddy Bears - To Know Him, Is To Love Him / Don't You Worry My Little Pet
1958 USA Original 45rpm Record [DORE/45-503]
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フィル・スペクター自身が参加したことで知られる男女混成による、ロサンジェルス出身のポップ・ボーカル・トリオ/ザ・テディー・ベアーズが、1958年にDOREレーベルからリリースしたシングルです。
フィル・スペクター・プロデュースによる作品です。
ビルボード・ホット100チャートで最高1位を記録し、以降は23週もの間トップ100位圏内にランクインしていた大ヒットです。日本でもヒットしており邦題「会ったとたんに一目惚れ」として知られる様になっています。
フィル・スペクターが作詞作曲をしたメロディアスな楽曲を、ゴールド・スター・スタジオで録音したバッキングに乗せて、アネット・クラインバードの透き通った美声ボーカルが伸びやかに歌う50's ティーン・ポップ・クラシックスです。フィル・スペクターは本作の録音の為に75ドルを演奏料/スタジオ使用料として支払い大成功を収めたというアメリカンドリームな物語もある名作!
後年にはザ・ビートルズが本作をカバーしています。
裏面はアップテンポのロックンロール・ナンバーです。
コンディション:VG(+)/VG(+) マトリックス番号:45-LB-5 23643 / 45-LB-6 23644 |
アーティスト【ザ・テディー・ベアーズ】
ポップ・コーラス・グループ。1958年にロサンジェルスのフェアファックス・ハイスクールに通う、フィル・スペクター、マーシャル・リーブ、ハーヴィー・ゴールドスタイン、アネット・クラインバードらが結成したコーラス・グループが母体となり活動。75ドルを支払いゴールド・スター・スタジオで録音した「To Know Him Is to Love Him」がERAレーベルのオーディションに合格し、1958年にそのレーベル傍系のDOREレーベルからデビューを果たした。渾身のデビュー作「To Know Him Is to Love Him」は全国規模で大ヒットを記録し、当時19歳のフィル・スペクターはプロデュースもアレンジメントも作曲も演奏も歌も自身でこなす偉業を達成。しかしその後IMPERIALレーベルに移り、シングル数枚とアルバム一枚を録音するものの大ヒットは出せず、1959年に間もなくグループは解散に至る。1960年、フィル・スペクターは単身ニューヨークに行き、レスター・シル(後のビジネスパートナー)の紹介で、ジェリー・リーバー&マイク・ストーラーに師事し、超一流の音楽制作現場で裏方修行を積み、その後自身でPHILLESレーベルを立ち上げ、成功を収めている。リード・シンガーだったアネットはキャロル・コナーズに法的に名前を変更し、歌手や作曲家として音楽活動を続けている。