The Sheppards - Tragic / Come To Me [APEX label]

70年代まで活動するシカゴ出身のR&B～ソウル・グループ／ザ・シェパーズが、1961年にAPEXレーベルからリリースしたシングルです。シカゴ～中西部エリアでローカルヒットを記録しています。

O.C.パーキンスとジーン・チャンドラーが共作をしたメロディアスなバラード曲を、力強い演奏とシンプルなコーラスで仕上げた60's R&B・クラシックス。初期のシカゴソウルとしても重要視される名作で、UK KENTレーベル編集によるV.Aコンピレーションアルバム『The Birth of Soul - Special Chicago Edition』にも収録されました。



1962年にVEE-JAYレーベルからディストリビュートされており、その時はミックスが異なり、VEE-JAYバージョンはコーラスにエコーが足されています。



裏面はロックンロール・タイプのアップテンポ・ドゥーワップです。

アーティスト【ザ・シェパーズ】



R&B～ソウル・グループ。シカゴR&B～ソウル。ザ・バラッズ（The Ballads）とザ・ベル・エアーズ（The Bel Aires）という二つのグループ出身者により、1959年頃にイリノイ州シカゴで結成。1958年にビル・“バンキー”・シェパードが運営するAPEXレーベルと契約し、デビュー作の「Island of love」がローカルで話題となる。その次のシングル「Tragic」がヒットし、「アメリカン・バンドスタンド」にも出演してグループの知名度も上がった。他PAM, VEE-JAY/ABNER, OKEH, CONSTELLATION, ABC PARAMOUNT, MIRWOOD, SHARP, BUNKY, OWL, KING TUT, ROBIN HOOD等のレーベルに1976年頃まで録音を残し活動を続けた。