The Sha-Weez - You Made Me Love You / Feeling Sad [Repro, Unreleased]

ジェームス・クロウフォードやビッグ・ボーイ・マイルズが在籍したニューオーリンズのR&B・ボーカル・グループ／ザ・シャウィーズが、1952年に録音し未発表となっていた作品2曲をカップリングした1970's リプロ盤シングルです。

レコードの見た目や質感はまるでオリジナルのようなヴィンテージの風格があるプレスで仕上げられており、これを作ったコレクター／ブートレッガーのこだわりが感じられる一枚です。

The Sha-Weez

クロウフォードやマイルズらが共作をしたメロディアスなスロー曲を、コジモ・マタッサのJ&Mスタジオ録音によるバッキングに乗せたドゥーワップ・バラードです。ビッグ・ボーイ・マイルズがリードを務めており、情感を込めたソウルフルなボーカルが素晴らしい名唱の隠れた名作です。

裏面もビッグ・ボーイ・マイルズがリードを務めるドゥーワップ・バラードです。

■リプロ盤といえど、7インチとしてはこれでしか聴くことが出来ない未発表作品ですのでおすすめです。

アーティスト【ビッグ・ボーイ・マイルズ】





R&B・シンガー、サックス奏者。1933年ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれで、1984年にニューヨークで死去。本名 Edgar Miles 。1950年にジェームス・クロウフォードが率いるザ・シャウィーズ（The Sha-Weez）というR&Bグループに参加し、ALADDIN, SPECIALTYレーベルに録音する。その後ソロとなり、ACE, V-TONEレーベルにシングル数枚を残している。

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アーティスト【ジェームス・“シュガー・ボーイ”・クロウフォード】







James "Sugar Boy" Crawford, Jr. (October 12, 1934 New Orleans, Louisiana, United States - September 15, 2012 New Orleans, Louisiana, United States) ニューオーリンズR&B・シンガー。1954年「Jock-A-Mo」の作者として有名で、この曲は別名「Iko Iko」として多くのアーティストにより歌い継がれニューオーリンズR&Bのクラシックとなった。ジェームス・ブラウン・ファミリーに同名の歌手がいるが別人である。初期はトロンボーン＋ピアノ奏者としてチャパカ・シャウィー（クレオール語で「アライグマじゃない」の意味）というバンドを結成し活動した。その後バンドはシカゴのCHESSレーベルと契約に至り、シュガー・ボーイ・アンド・ヒズ・ケーン・カッターズに改名された。そこで録音された彼の曲「Jock-A-Mo」はニューオーリンズ・マルディグラのスタンダードとなったが、1963年に州警察官による激しい暴行をうけ2年間無力化され、音楽業界から離れることを余儀なくされ、その間はクロフォードは公の場から姿を消した。不遇ではあったが、後年になりルイジアナ音楽の殿堂入りを果たしている。