The Hondells - All American Girl / Younger Girl

日本が世界に誇るホンダ社のミニ・バイク「CL72」からグループ名を拝借したスタジオ・ミュージシャンの集合体によるポップ・プロジェクト／ザ・ホンデルズが、1966年にMERCURYレーベルからリリースしたシングルです。ゲイリー・アッシャー・プロデュースによる作品です。



リッチー・バーンズとゲイリー・アッシャーが共作をしたキャッチーなアップテンポ・ナンバーを、爽快なバンドの演奏とコーラスで仕上げた60's ポップ・ロック・ナンバー！

裏面はヒット曲で、ビルボード・ホット100チャートで最高52位を記録しました。オーストラリアのチャートでは18位に達してます。

ザ・ラヴィン・スプーンフルが前年の彼らのデビューアルバム『ドゥー・ユー・ビリーブ・イン・マジック』に収録された作品のカバーです。



ランディー・トーマスがリードボーカルによるしっとりとした雰囲気のサンシャイン・ポップス・クラシックスです。

【 サンシャイン・ポップ】 1960年代半ばに南カリフォルニアで生まれたポップ・ミュージックのサブジャンルのひとつです。イージーリスニングと広告のジングル、成長するドラッグカルチャーに根ざしており、ノスタルジックなムードや不安なムードと「世界の美しさへの感謝」を組み合わせたものが特徴的です。音楽はザ・ビーチ・ボーイズの影響が多大であると考えられていますが（特にアルバム『ペット・サウンズ』）、ザ・ビーチ・ボーイズがこのジャンルを代表するということはめったにありませんでした。サンシャイン・ポップと総称される音楽ジャンルのスタイルは、豊かなボーカルとサンバ音楽に似た軽いアレンジが特徴的で、ザ・ママス＆ザ・パパス、ザ・フィフス・ディメンション、ザ・タートルズ、ジ・アソシエーションなどの人気グループが代表的です。年代的には、1967年の春と夏、特に「サマー・オブ・ラブ」の直前に、トップ40ヒットの多くがピークに達し成功を収めました。ミレニアム、サジタリウス、イエロー・バルーンなどのグループはあまり成功していませんでしたが、後年の再評価でカルト的な人気を獲得し、中古盤市場ではコレクターに求められました。特に1990年代初頭の日本での人気の再燃ぶりは凄まじく、サンシャイン・ポップの派生系として「渋谷系」や「ソフト・ロック」といった新語と一過性のブームが形成されました。

コンディション：NM/NM マトリックス番号：YW 35959 2 / YW 35958 2

アーティスト【ザ・ホンデルズ】





架空のロック＆ポップ・グループ。日本が世界に誇るホンダ社のミニ・バイク「CL72」からグループ名を拝借したスタジオ・ミュージシャンの集合体によるポップ・プロジェクト。録音は1964年～1970年の間にMERCURYレーベルにある。1964年のヒット曲「Little Honda」では、ザ・キャステルズ（The Castels）のボーカリスト／チャック・ジラードが参加した。プロデューサー陣も多彩な顔ぶれで、ニック・ヴェネットやゲイリー・アッシャーといった、サーフ＆ホットロッド系の名人が多数関与している。それに加えてバッキングの演奏は主にザ・レッキング・クルーが努めたという上質なポップ・プロジェクトである。