The Five Royales - Think / I'd Better Make A Move
1957 USA Original 45rpm Record [KING/5053]
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ゴスペルやブルース、ドゥーワップの要素を盛り込んだ独創的なR&Bで、ソウル・ミュージックの先駆けとなった事で知られるR&Bグループ/ザ・ファイヴ・ロイヤルズが、1957年にUS KINGレーベルからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高66位、R&Bチャートで最高9位を記録しました。
ロウマン・ポーリングが作詞作曲を担当したゴスペル風のオリジナル・ナンバーを、ハンドクラップとシャッフルリズムに乗せたダンサブルなミッドテンポR&B・チューン!本作が最も特徴的なのは、やはりロウマン・ポーリングのブルース・ギターで、ゴスペルとブルースの絶妙な融合が素晴らしいR&B・クラシックスな名作です。
50年代のR&Bながら初期ソウルとしても重要です。UK KENTレーベル編集によるV.Aコンピレーション・アルバム『King New Breed Rhythm & Blues』にも収録されています。
後にジェームス・ブラウンがカバーしています。
裏面はバラードです。
コンディション:VG+/VG+/SOL マトリックス番号:K-45-4134-1 / K-45-4135-1 |
アーティスト【ザ・ファイヴ・ローヤルズ】
R&B・グループ。ノースカロライナ州ウィンストンサレム出身者によりで、40年代後半に結成されたザ・ロイヤル・ソンズ・クインテット(The Royal Sons Quintet)というゴスペル・グループが前身で、1950年代にR&Bグループに転向する。1952-1953年の間にニューヨークのAPOLLOレーベルに録音を残す。1954年にシンシナティーのKINGレーベルに移籍し、1959年まで録音を続けた。KINGレーベル時代が黄金期で名作も多く、例えばザ・シュレルズがカバーする「Dedicated to the One I Love」や、ジェームス・ブラウンがカバーする「Think」、レイ・チャールズがカバーする「Tell the Truth」等のオリジナル・バージョンを残した。60年代に入るとTHE HOME OF THE BLUES, VEE-JAY, TODD, SMASH等のレーベルを転々としており、1964年にはグループは解散してしまった。ゴスペルやブルース、ドゥーワップの要素を盛り込んだ独創的なR&Bで、ソウル・ミュージックの先駆けとなった重要グループであった。またグループ出身のクラレンス・ポーリング(クラレンス・ポール)は、後にデトロイトのTAMLA/MOTOWNに入社し、マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダー等を手がけてプロデューサーとして大成功を収めている。