The Five Keys - Ling, Ting, Tong / I'm Alone

ノヴェルティー・タイプのロックンロール・ナンバー「リン・ティン・トン」や、上品さのあるバラード「クローズ・ユア・アイアズ」、「アウト・オブ・サイト、アウト・オブ・マインド」、「ウィズダム・オブ・ア・フール」等のヒットで知られる、ヴァージニア州ニューポート・ニューズ出身のR&B・グループ／ザ・ファイヴ・キーズが、1954年にCAPITOLレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・トップ100チャートで最高55位、ビルボード・R&Bチャートで最高5位を記録しました。

中国をモチーフにしたノヴェルティーな楽曲を、これまた中華風のサウンドでアレンジしたオリエンタル・ムードが満開のロッキン・ドゥーワップ・クラシックス！V.Aコンピレーションアルバム『Chop Suey Rock』系がお好きな方にもおすすめです。

アメリカのR&Bグループ／ザ・チャームスによるカバーや、意外なところでは、ジャマイカのプリンス・バスターがカバーしている作品としても知られています。





裏面はドゥーワップ・バラード作品です。

アーティスト 【ザ・ファイヴ・キーズ】







R&B・グループ。1946年にヴァージニア州ニューポート・ニュースで結成されたゴスペル・グループ／ザ・ハーモナイジング・フォー（The Hamonizing Four）～ザ・センチメンタル・フォー（The Sentimental Four）が母体となる。1951年にALADDINレーベルに初録音をし、1954年にCAPITOLレーベルに移籍し、そこでは「The Glory Of Love」、「Close Your Eyes」、「Ling, Ting, Tong」、「Out of Sight, Out of Mind」、「Wisdom of a Fool」等をヒットさせた。1959年にKINGレーベルに移籍し、グループは1964年頃まで活動を続けた。2002年にはドゥーワップの殿堂入りを果たす。