The Everly Brothers - ('Til) I Kissed You / Oh, What A Feeling
1959 USA Original 45rpm Record [CADENCE/1369]
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50年代のロックンロール期から、60年代のポップ時代まで、多くのヒットを放ち、ザ・ビートルズや、ザ・ホリーズ他のロック・ミュージックにも多大な影響を与えた名兄弟ロックンロール・デュオ/ジ・エヴァリー・ブラザーズが、1959年にCADENCEレーベルからリリースしたシングルです。アーチー・ブレイヤー・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高4位、ビルボード・カントリーチャートで最高8位、ビルボード・R&Bチャートで最高22位、UKシングルチャートで最高2位、カナダのチャートで最高3位、オーストラリアのチャートで最高2位を記録しました。
ドン・エヴァリーが書いた曲で、録音は1959年7月7日にテネシー州ナッシュビルのRCAビクタースタジオで録音されました。ミュージシャンはチェット・アトキン(ギター)、ソニー・カーティス(ギター)、フロイド・T.・ライトニン・チャンス (ベース)、フロイド・クレイマー(ピアノ)、ジェリー・アリソン(ドラム)らが参加しました。
1976年にコニー スミスのバージョンは、ビルボード・ホットカントリーシングルチャートで最高10位、カナダのRPMカントリーチャートで最高1位になりました。
この曲はレゲエ・アーティストにも人気があり、多数のカバーが録音されていますが、ここで特筆すべきは1975年のジミー・ロンドンのバージョンで海外のレゲエ・チャートで高順位を獲得しました。
裏面もドン・エヴァリー作によるバラードです。
コンディション:VG++/VG++/RW マトリックス番号:K7OW8022-1 B2 / K7OW8023--1G A4 |
アーティスト【ジ・エヴァリー・ブラザーズ】
ロックンロール・ボーカル&ギター・デュオ。アイオワ州シェナンドア出身の兄弟アイザック・ドナルド・エヴァリー(Isaac Donald Everly:1937年生まれ)と、フィル・エヴァリー(Phillip Everly:1939年生まれで、2014年に死去)によるデュオ。1956年にチェット・アトキンスのアレンジメントで録音した作品がCOLUMBIAレーベルからリリースされる。そして間もなくアーチー・ブライヤーのCADENCEレーベルと契約し、そこではカントリー・ミュージックをルーツに、ツイン・アコースティック・ギターによるフォーキーなロックンロールと、フォーク・ミュージックのクロース・ハーモニーを融合させたスタイルで、「Bye Bye Love」、「Wake Up Little Susie」、「All I Have to Do Is Dream」、「Bird Dog」、「Problems」などのヒット曲を連発した。優れたメロディーとハーモニーの調和から成る独創的なロックンロール・スタイルは、ザ・ビートルズや、ザ・ビーチ・ボーイズ、サイモン&ガーファンクル、ザ・ビー・ジーズ、ザ・ホリーズといった、のちのロック・ミュージシャンにに多大な影響を与えたと言われている。1960年にはWARNER BROS.レーベルに移籍し、兄弟自作による「Cathy's Clown」や、ブリルビルディングの名ポップ作曲家陣が書き下ろした「Walk Right Back」、「Crying In The Rain」といったポップ・ナンバーでヒットを残した。1973-1983年の間はそれぞれがソロ活動をし、1983-2006年の間には再結成して活動している。