Stone Poneys - Different Drum / I've Got To Know

ボビー・キメル、ケニー・エドワーズ、リンダ・ロンシュタットらによりロサンゼルスで結成されたフォーク・ロック・トリオ、ザ・ストーン・ポニーズが、1967年にCAPITOLレーベルからリリースしたシングルです。



Nick Venet

ビルボード・ホット100チャートで最高13位、USキャッシュボックスチャートで最高12位、カナダのRPMチャートで最高12位を記録しました。

1964年にアメリカのシンガー・ソングライター、マイケル・ネスミス（ザ・モンキーズ）によって書かれた曲です。


Mike Nesmith

この曲は、ノーザン・ブルーグラス・バンドのグリーンブライアー・ボーイズによって初めて録音されました。



ネスミスはこの曲を自身のグループ、ザ・モンキーズにオファーしたが、テレビ番組のプロデューサーはこれを断りましたが、あるエピソードでこの曲の短いコミック版を披露しました。



リンダ・ロンシュタットという新進気鋭の21歳の歌手によるボーカル・パフォーマンスをフィーチャーしたシングルは、ロンシュタットの最初のヒットシングルとなりました。


Linda Ronstadt

ロンシュタットのバージョンでは、ネスミスのオリジナルの歌詞の性別への言及を反転し、恋人を説明する際に「女の子」を「男の子」に置き換えていますが、それでも彼が「かわいい」と言及しています。ストーン・ポニーズはこの曲のアコースティック・バラード・バージョンとして録音するつもりでしたが、プロデューサーのニック・ヴェネットは、ベースも演奏したアレンジャーのジミー・ボンドによる編曲を採用し、ミュージシャンには、ギタリストのアル・ヴィオラ、そして後にジ・イーグルスを創設するバーニー・リードンのギターを使用し、より複雑な楽器のアプローチで仕上げました。バッキングはほぼスタジオ・ミュージシャンによって演奏されたので、実質的にロンシュタットの独唱作品となりました。

裏面はフォーク・バラードです。

アーティスト【ザ・ストーン・ポニーズ】







フォーク・ロック・トリオ。ボビー・キメル（Bobby Kimmel）、ケニー・エドワーズ（Kenny Edwards）、リンダ・ロンシュタット（Linda Ronstadt）により、1964年にロサンジェルスで結成された。録音はCAPITOLレーベルにあり、1966年に「Different Drum」が大ヒットしている。ロンシュタットは初期の段階から、過小評価されているソングライターの曲を折衷的に組み合わせたパフォーマンスを披露しており、幅広いバックミュージシャンを必要としていた。バンドは3枚のアルバムをリリースしている。