Santana - Black Magic Woman / Black Magic Woman (Stereo) (Promo)

メキシコ出身のロック・ギタリスト／カルロス・サンタナを中心にしたラティーノ・ロック・バンド／サンタナが、1970年にCOLUMBIAレーベルからリリースしたシングルです。1971年1月にビルボード・ホット100チャートで最高4位、カナダのチャートで最高4位を記録しました。

イギリスのミュージシャン、ピーター・グリーンが書いた曲のカバーです。曲は1968年にフリートウッド・マックのシングルとして初録音され様々な国でリリースされました。



1970年に録音されたサンタナのバージョンは、ジャズ、ハンガリーフォーク、ラテンのリズムがミックスされた編曲で、ガボール・シャボの1966年のインストゥルメンタル「ジプシー・クイーン」とのメドレー形式になっています。一部のラジオバージョンでは、ピアノソロが省略される、もしくは「ジプシー・クイーン」が省略される事があります。本シングルは標準的な3:15のバージョンです。1974年のサンタナの『グレイテスト・ヒッツ・アルバム』からも「ジプシー・クイーン」は除外されています。



曲はピーター・グリーンのバージョンと同じ構造ながら、わずかに変更されたコードパターンと、サンタナの独自のアレンジであるブルース、ロック、ジャズ、3/2アフロキューバン、ソン・クラベス、ラテン・ポリリズムの奇妙なブレンド、コンガ、ティンバル、その他のパーカッションは、オルガンとピアノに加えて、歌に「ブードゥー」を感じさせる複雑なポリリズムを作り出します。サンタナのバージョンではグレッグ・ロリーがボーカルを担当しました。カルロス・サンタナのギター・ソロは、ロック・ギターの名演として知られるようになっています。

裏面はこのプロモ盤のみのカップリングとなる「ブラック・マジック・ウーマン」のステレオ・バージョンです。

レア・ホワイト・レーベル・プロモ盤。オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。

コンディション：VG++/VG++/DJ マトリックス番号：ZSS-153965-1J / ZSS-153965-1H

アーティスト【サンタナ】





ロック・グループ。ラティーノ・ロック。メキシコ出身のロック・ギタリスト／カルロス・サンタナを中心に、1967年にサンフランシスコで結成されたカルロス・サンタナ・ブルース・バンド（Carlos Santana Blues Band）が前身となる。1969年にCOLUMBIAレーベルからデビューしたのと同時期に「ウッドストック・ライヴ」に出演した話題性も重なり、初作の「Evil Ways」がナショナルヒットを記録した。その後もラテン・ミュージックとロックを融合させた「Black Magic Woman」、「Oye Como Va」、「Everybody's Everything」等のヒット曲を連発し、世界で人気を博すビッグ・グループとなる。グラミー賞も数多く獲得する、ラテン・ロックの名グループである。2010年代も現役活躍中である。