Roy Orbison - Only The Lonely (Know How I Feel) / Here Comes That Song Again
1960 USA Original 45rpm Record [MONUMENT/45-421]
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3~4オクターブの声域を誇る、バリトン・ボーカルの天才歌手でもあり、ポップス界屈指のメロディー・メイカーで、名プロデューサーとしても知られる、テキサス州ヴァーノン出身のロックンロール/ロカビリー、ソングライター、ギタリスト/ロイ・オービソンが、1960年5月4日にMONUMENTレーベルからリリースしたシングルです。
フレッド・フォスター・プロデュースによる作品です。
Roy Orbison & Fred Foster
ビルボード・ホット100チャートで最高2位、カナダのチャートで最高2位、UKシングルチャートで最高1位を記録しました。1999年にはグラミーの殿堂入りを果たし、2004年にはローリング・ストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」では第232位に選定されてます。
オービソンがジョー・メルソンと書いた曲です。オービソン自身が経験した喪失と悲しみをインスピレーションにし、孤独、悲痛、つながりへの憧れをテーマにして書かれた強力なバラードです。
Joe Melson & Roy Orbison
ナッシュヴィル・サウンドの重要人物であるボブ・ムーアが指揮するナシュヴィル・RCAレコーディング・スタジオのミュージシャンの演奏とドゥーワップ調のコーラスで仕上げました。
Bob Moore
オービソンのボーカルの特徴となるファルセットがフィーチャーされており、驚くほど強力な声を披露した事で知られています。当時のポピュラー音楽の典型的なヴァース・コーラス形式の構造とは異なり、当時の男性歌手としては珍しい感情表現を伴うクライマックスの構築と下降を行っていました。伸びやかなボーカルとビブラートの使い方が特徴で、ドラマチックでメランコリックなトーンの表現になっています。
1969年にカントリーシンガーのソニー・ジェームスが本作をレコーディングし、全米カントリーミュージックチャートでナンバーワンのヒットを記録しました。
裏面はバラード作品です。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:MO-590 / MO-591 |
アーティスト【ロイ・オービソン】
ロックンロール&ポップ、ロカビリー、ソングライター、ギタリスト。1936年テキサス州ヴァーノン生まれで、1988年12月6日に死去。本名 Roy Kelton Orbison 。3~4オクターブの声域を誇る、バリトン・ボーカルの天才歌手でもあり、ポップス界屈指のメロディーメイカーで、名プロデューサー。初期は自己のバンド/ザ・ティーン・キングス(The Teen Kings)でロカビリーを演奏/歌っており、1957年にSUNレーベルと契約を結び、デビュー作の「Ooby Dooby」がナショナルヒットとなる。そして1959年頃まで、エルヴィス・プレスリーの後任的な存在で、SUN, RCA VICTORに録音を残す。1960年からはMONUMENTレーベルと契約し、1965年頃まで「Only the Lonely」「Crying」「In Dreams」「Oh, Pretty Woman」といったトップ40ヒットを22曲も連発している。1965年からはMGMレーベルに移籍したが、1960年代後半の活動は不調が続いた。1970年代以降も活動し、1987年にロックンロールの殿堂入りを果たし、ローリングストーン誌が選ぶザ・グレーテスト・アーティスト・オブ・オール・タイムでは37位に選定されている偉大なる人物である。