Rosco Gordon - Just A Little Bit / Goin' Home
1959 USA Original 45rpm Record [VEE-JAY/VJ 332]
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ザ・ロスコ・リズムと呼ばれた「スッチャ、スッチャ」と裏打ちを強調したピアノと、それに乗ったアタックの強いボーカルで人気を博した、メンフィス出身のブルース・シンガー、ピアニスト/ロスコ・ゴードンが、1959年にVEE-JAYレーベルからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高64位、R&Bチャートで最高2位を記録しました。
ロスコ自作によるアップテンポ・ナンバーを、シンプル&ミニマルに繰り出される独創的なリズムを奏でるバンドの演奏に乗せて、アタック強めの辛口ボーカルで歌う50's R&B・クラシックス!
挙げればキリのない程にカバーが多い古典的名作で、特筆すべきはマジック・サム、テキサスのロイ・ヘッド&ザ・トレイツや、イギリスのジ・アンダーテイカーズ他、カバーも多いR&Bのスタンダードといえる一曲です。
さらにはザ・ビートルズの名曲「バースデイ」のギター・リフの元ネタはロスコの本作からのインスパイアであると、ポール・マッカートニー本人が言及しています。
裏面も要注目のシャッフルR&B・ナンバーで、60年代にはイギリスのUK ISLANDレーベル(WI-272)でイギリス国内に向けてリリースされていた作品です。
その関係でUK ISLANDレーベルのサブレーベルであるUK SUEレーベルのV.Aコンピレーション・アルバム『The UK Sue Label Story Vol.4』にも収録されました。
盤質のわりに鳴りの良い当たりプレスでおすすめです。綺麗でも強いチリノイズが出る個体が散見されるタイトルのため注意が必要です。
コンディション:VG-/VG- マトリックス番号:59-1283 / 59-1131 |
アーティスト【ロスコ・ゴードン】
R&B~ブルース・シンガー、ピアニスト。1934年メンフィス生まれで、2002年にクイーンズ区レゴ・パーク地区で死去。50年代のメンフィスでザ・ビール・ストリーターズ(The Beale Streeters)の一員として活動。“ザ・ロスコ・リズム”と呼ばれた「スッチャ、スッチャ」と裏打ちを強調したピアノと、それに乗ったアタックの強いボーカルで人気を博す。1951年にRPMレーベルに初録音し、1952年にCHESSレーベルから「Booted」が大ヒットを記録。以降はSUN/FLIP, DUKE等のレーベルにも録音。1959-1961年の間にシカゴのVEE-JAYレーベルに録音し、「Just A Little Bit」がクロスオーバーヒットしている。メンフィスブルースをベースにした独自のブルースは実にヒップで、ジャマイカのピアニスト/セオフィラス・ベックフォードらに影響を与え、ジャマイカンR&Bや初期のスカ~レゲエにまで影響を及ぼしたとされている。1962年以降はABC PARAMOUNT, OLD TOWN, JOMADA, RAE COX, CALLA, BAB-ROC等のレーベルに1970年まで録音を残した。1970年代以降はポーカーで大勝した資金をつぎ込みニューヨークにドライクリーニング店をオープンさせて平穏に過ごしている。1984年に妻が死去した後に音楽活動を再開しており、再びニューヨークやブルース・フェスティバル等で活動を再開させた。2002年に公開された映画『The Road To Memphis』にも出演し、その収録から6週間後に心臓病が原因で74歳で他界。