Plas Johnson - The Big Twist / Come Rain Or Come Shine (Promo)
1957 USA Original 45rpm Record [CAPITOL/F3773]
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ザ・レッキング・クルーを構成する一員であ、50~60年代全般の西海岸を代表するプロ・ミュージシャンの一人として知られるR&B・サックス奏者のプラス・ジョンソンが、1957年にCAPITOLレーベルからリリースしたシングルです(イエロー・レーベル・プロモ盤)。
タイトルが「ツイスト」なので、ツイスト系のダンス曲かと思いきや、ツイストの流行が始まるのは1959年頃からですので、それよりも2年も前の1957年の作品となりますので、ここではまた違った意味での「ツイスト」となります。
1956年にシル・オースティンの「スロー・ウォーク」という、ストロール系のダンス・ナンバーが大ヒットし、それを追随した作品だと思われます。
ミディアム・スロー、かつスリージィなリズムのジャズ・オーケストラの演奏をバックに、艶めくサックスでメロディーを奏でる50's R&B・インストゥルメンタル・ナンバーです。ストリップ音楽のBGMを想定した作風にも聴こえるので、TittyShakers系がお好きな方におすすめです。
裏面は、1946年にハロルド・アーレンが作曲し、ジョニー・マーサーが歌詞を書いたポピュラーソングです。
コンディション:VG+/VG+/WOL/DJ マトリックス番号:45-17322-D1 / 45-17321-D1 |
アーティスト【プラス・ジョンソン】
R&Bサックス奏者。ソウル・ジャズ、ハード・バップ。1931年ルイジアナ州ドナルドソンヴィル生まれで、本名 Plas John Johnson Jr. 。初期は40年台後半にザ・ジョンソン・ブラザーズに参加し、ニューオーリンズで活動。同時期にチャールズ・ブラウンのツアーメンバーとしても伴奏。兵役を終えた後にロサンジェルスに移住し、スタジオ・セッション・ミュージシャンとして活躍し、B.B.キングやジョニー・オーティスらで伴奏し、マックスウェル・ディヴィスのプロデュースでMODERNレーベルにリーダー作の録音を残す。50年代半ばにはCAPITOLレーベルとセッション・ミュージシャンとして契約し、ペギー・リー、ナット“キング”コール、フランク・シナトラ、エラ・フィッツジェラルドら、多くの大物シンガーのセッションに参加。またリッキー・ネルソンやザ・ビーチ・ボーイズらのロックンロールでも演奏しており、彼とその他ミュージシャンはザ・レッキング・クルー(The Wrecking Crew)として、ロサンジェルスでのポップ・ミュージックにおいて欠かせない存在となった。他にもB.バンブル&ザ・スティンガーズやザ・ペッツというプロジェクトにも参加。1963年のヘンリー・マンシーニの「ピンク・パンサーのテーマ」でのサックスソロが有名となる。60年代後半にはモータウンのL.Aセッションでも伴奏しており、50~60年代全般の西海岸を代表するプロ・ミュージシャンの一人である。