Patsy Cline - Crazy / Who Can I Count On

カントリーミュージック×ポップスのクロスオーバーの先駆者として知られる白人女性カントリー、ポップ・シンガー、ピアニスト／パッツィー・クラインが、1961年10月16日にDECCAレーベルからリリースしたシングルです。

ナッシュヴィルのオーウェン・ブラッドリーがプロデュースした作品です。


Owen Bradley

ビルボード・ホット100チャートで最高9位、ビルボード・カントリーチャートで最高2位、ビルボード・イージーリスニングチャートで最高2位を記録しました。1987年に全英シングルチャートで79位になり、1990年には14位になりました。1989年に娯楽音楽事業者協会は「全米ジュークボックスシングル歴代トップ40」のリストで第2位にランク付けしました。1992年にグラミー賞の殿堂入りを果たしました。2003年に米国議会図書館によって国立録音登録簿に登録されました。2004年にローリングストーン誌の「史上最も偉大な曲500」のリストで85位にランクされました。2021年版のリストでは195位にランクしています。2018年にニュー・ミュージカル・エクスプレスの「史上最高のカントリー・ソング25」のリストに含まれました。2019年にテネシー州は「史上最高のカントリーソング100曲」のうちの1曲として挙げています。

ウィリー・ネルソンが書いた曲で、ネルソンの未発表だったデモ音源は、2003年に始めて世に出ました。



ネルソンは、クラインのヒットの後、1962年に正式に自身のバージョンを録音しました。



「クレイジー」はクラインにとって最も成功したポップ・シングルであり、彼女の代表曲であり、最も多くの印税を生み出したカントリーソングの一つとなりました。作者であるネルソンは、クラインのバージョンを自分のお気に入りと呼んでいます。1961年9月15日に録音され、ネルソンの歌唱スタイルではなく、彼女自身の歌唱スタイルで歌われ、繊細さ、魂、そして完璧なボーカル・コントロールが高く評価されるポップ・カントリーの名作です。多くのメディアはクラインのバージョンの「クレイジー」をカントリー・ミュージックの標準と定義しており、カントリーミュージックのスタンダードとみなされるようになっています。

裏面はアップテンポのロッキン・カントリーです。

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

コンディション：VG/VG マトリックス番号：45 111037 1 / 45 111048 1

アーティスト【パッツィー・クライン】











白人女性カントリー、ポップ・シンガー、ピアニスト。1932年ヴァージニア州ウィンチェスター生まれで、1963年にテネシー州カムデンにて飛行機事故で死去。享年30歳。本名 Virginia Patterson Hensley 。1960年代初頭のナッシュビル・サウンドの一端を担い、ポップ・ミュージックとのクロスオーバーに成功。豊かな音色、感情豊かな表現力、力強いアルト、カントリー・ミュージック業界の先駆者として知られ、このジャンルの女性歌手の地位を築いたとされており、20世紀で最も影響力を持つ歌手であると評価されている。録音はFOUR STAR, DECCAレーベルにあり、1957-1963年の間に「Walkin' After Midnight」、「I Fall to Pieces」、「She's Got You」、「Crazy」、「Sweet Dreams」がヒットしている。