Little Anthony & The Imperials - Hurt So Bad / Reputation

ドゥーワップ期からポップ期にかけて多くのヒットを出して知られるようになるR&Bグループ／リトル・アンソニー＆ジ・インペリアルズが、1965年にDCPレーベルからリリースしたシングルです。テディー・ランダッツォ・プロデュースにより、ビルボード・ホット100チャートで最高10位、R&Bチャートで最高3位を記録しました。

テディー・ランダッツォ、ボビー・ウェインスタイン、ボビー・ハートらが共作をしたバラード曲を、ドン・コスタ・オーケストラ＋101ストリングス楽団の超豪華サウンドで仕上げた60's ポップ・ソウル・クラシックス。


[101 Strings Orchestra]

パワフルでドラマチックなバラード作品としてジ・インペリアルズの最も有名な曲の1つとなり、数多くのカバーバージョンに影響を与えました。レターメン、ジャッキー・デシャノンの他、リンダ・ロンシュタットによる1980年のバージョンは、全米ポップチャートで最高8位を記録し、原作を凌ぐ大ヒットとなっています。







他に特筆すべきは、また1976年にはフィリー・デヴォーションズによるカバーが、ビルボードのディスコチャートで最高10位を記録しています。ウィリー・ボボによるラテン・バージョンも秀逸です。





裏面も上質なポップ・ソウル・バラード・2サイダーです。

コンディション：VG++/VG++/RW マトリックス番号：ZTSP95352-1J / ZTSP95353-1K

アーティスト【リトル・アンソニー＆ジ・インペリアルズ】



R&B～ソウル・グループ。1957年にニューヨークで結成されたザ・チェスターズ（The Chesters）が前身で、1958年にAPOLLOレーベルに初録音をする。その後間もなくENDレーベルとの契約を期に、グループ名をリトル・アンソニー＆ジ・インペリアルズに変更した。初期は「Tears on My Pillow」や「Shimmy, Shimmy, Ko Ko Bop」といったドゥーワップをヒットさせた。1964年からは白人ポップ・プロデューサー／テディー・ランダッツォに出会いDCPレーベルに移籍し、彼のプロデュースによる「Goin' Out Of My Head」や「Hurt So Bad」といったポップ・ソウル＝通称「ミドル・オブ・ザ・ロード」と呼ばれる大人向けのポップスで新時代を築き人気を博した。リード・シンガーのアンソニー・ゴーダイのテナーボーカルが素晴らしい。