Little Anthony & The Imperials - Goin' Out Of My Head / Make It Easy On Yourself
1964 USA Original 45rpm Record [DCP/1119]
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ドゥーワップ期からポップ期にかけて多くのヒットを出して知られるようになるR&Bグループ/リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズが、1964年にDCPレーベルからリリースしたシングルです。
テディー・ランダッツォ・プロデュースによる作品です。
Teddy Randazzo
ビルボード・ホット100チャートで最高6位、ビルボード・R&Bチャートで最高22位を記録しました。
テディー・ランダッツオォ&ボビー・ウェインスタインが共作したメロディアスなバラード曲を、ドン・コスタが指揮する上質なオーケストラ・サウンドに乗せた60's ポップ・R&B・クラシックスです。ゲイリー・チェスターがドラムスを演奏しています。
Gary Chester
カバーが多い人気曲ですが、ここで特筆すべきは1965年のドディー・ウェストのバージョンが英国公式シングルチャートで最高39位を記録してます。
1968年のザ・レターメンによるバージョンは全米ポップチャートで最高7位を記録しています。
裏面はジェリー・バトラーのカバーで、こちらも上質なポップR&Bとなるグレート・カップリングの2サイダー盤!
山下達郎さんも取り上げていますが、それは本リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズのバージョンからアレンジを参考にしたと公言されています。それに関連して、山下達郎氏のコンサート(2008-2017)の客入れBGMとして流されていたドゥー・ワップ曲を、山下達郎氏による監修・選曲で制作されたV.Aコンピレーションアルバム『That's My Desire - Doo Wop Nuggets Vol. 3 / ザッツ・マイ・ディザイアー~ドゥー・ワップ・ナゲッツ VOL. 3』にも収録されました。
クリーンコピーは価格高騰している注目盤です。このコピーはVG(+)なので状態まずまずですが、鳴りが安定しており良いのでおすすめです。
コンディション:VG(+)/VG(+) マトリックス番号:ZTSP95334-1B / ZTSP 95335-1D |
アーティスト【リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ】
R&B~ソウル・グループ。1957年にニューヨークで結成されたザ・チェスターズ(The Chesters)が前身で、1958年にAPOLLOレーベルに初録音をする。その後間もなくENDレーベルとの契約を期に、グループ名をリトル・アンソニー&ジ・インペリアルズに変更した。初期は「Tears on My Pillow」や「Shimmy, Shimmy, Ko Ko Bop」といったドゥーワップをヒットさせた。1964年からは白人ポップ・プロデューサー/テディー・ランダッツォに出会いDCPレーベルに移籍し、彼のプロデュースによる「Goin' Out Of My Head」や「Hurt So Bad」といったポップ・ソウル=通称「ミドル・オブ・ザ・ロード」と呼ばれる大人向けのポップスで新時代を築き人気を博した。リード・シンガーのアンソニー・ゴーダイのテナーボーカルが素晴らしい。