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R&B 45

Lee Allen - Walkin' With Mr. Lee / Promenade

1957 USA Original 45rpm Record [EMBER/E-1027]

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50年代のニューオーリンズR&Bを代表するJ&Mスタジオで録音された、ほとんどのセッションで演奏し、ロックンロール時代を代表するR&Bサックス奏者として知られるようになったリー・アレンが、1957年にEMBERレーベルからリリースしたシングルです。全米ポップチャートで最高10位を記録しました。

ニューオーリンズにてコジモ・マタッサが運営したJ&Mレコーディング・スタジオの主力メンバーが演奏するシャッフル・ビートに、アレンの繊細かつ力強いサックス・ソロがブロウする50's ロッキン・ニューオーリンズ・R&B・インストゥルメンタル・クラシックス!まさにロックンロール時代における重要な音色の一部である彼の独奏で一貫した名作です。

裏面はラテン・スタイルのR&B・インストゥルメンタル作品となる2サイダーでおすすめです。

コンディション:NM/NM
マトリックス番号E-2158-45 / E-2157-45

アーティスト【リー・アレン】



R&B・サックス奏者。ニューオーリンズR&B。1927年カンザス州ピッツバーグ生まれで、1994年に死去。ニューオーリンズのコジモ・マタッサが運営したJ&Mスタジオを拠点に活躍したスタジオ・ミュージシャンとして、50年代の多くのR&Bやロックンロールのセッションで伴奏したド級のセッション・ミュージシャン。若い時はコロラドで育ったが、1943年にニューオーリンズに戻り、1947年にポール・ゲイトゥンのバンドに参加。その後はデイヴ・バーソロミューのバンドにも参加し、ここではファッツ・ドミノやロイド・プライスといったニューオーリンズR&Bの大物で多く伴奏し、1955-56年のリトル・リチャードのスペシャルティー・セッションではほとんどの録音に参加。1958年にはニューヨークのEMBERレーベルから自己名義による「Walkin' With Mr.Lee」がナショナルヒットを記録。職人的でキャッチーなテナー・サックスのブロウは一聴するだけで彼の演奏だと分かる程で、50年代のロックンロールの持つドライヴ感を演出する為には決して欠かせないサウンドであった。しかし60年代に入ると、ポピュラー・ミュージックのサウンド作りのメッカはニューオーリンズからロサンジェルスに移行し、ドラマーのアール・パーマーらと共にL.Aに仕事を求めて活動の拠点を移しているが、徐々に演奏の仕事も無くなっていき、残念ながら飛行機製造工場で働いてセミリタイアしている。70年代に入るとロックンロールのリバイバルによる再評価で、ザ・ストレイ・キャッツのセッションにオファーされたり、ザ・ブラスターズのメンバーとして復活して活動。1981年にはザ・ローリング・ストーンズからのラヴ・コールで、彼らのアメリカ・ツアーでも伴奏。まさにロックンロールな人生を体現した人間国宝クラスの名人である。