Johnny Burnette - Ballad Of The One Eyed Jacks / Big Big World

50年代には実兄のドーシー・バーネットと、友人のポール・バーリソンとによるザ・ロカビリー・トリオで活躍し、50年代後半からはソロ歌手として多くのヒット曲を放った、テネシー州メンフィス出身のロックンロール～ポップ・シンガー／ジョニー・バーネットが、1961年にLIBERTYレーベルからリリースしたシングルで、スナッフ・ギャレット・プロデュースによるシングルです。


Snuff Garrett (right)

1960年に公開された映画『片目のジャック』からインスパイアされて作曲されたというマイナーキー曲を、マカロニウェスターン・スタイルのサウンドでドラマチックに仕上げた60's ポップスです。当時チャート入りしていないのが不思議なほどに上質な隠れた名作でおすすめです。



裏面はチャート作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高58位を記録しました。ゆったりとしたカントリースタイルのポップ作品です。

オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。

アーティスト【ジョニー・バネット】



ロックンロール～ポップ・シンガー。1934年テネシー州メンフィス生まれで、1964年にカリフォルニア州クリアー・レイクでボート事故で死去。本名 John Joseph "Johnny" Burnette 。1952年、実兄のドーシー・バーネットと友人のポール・バーリソンと3人でザ・リズム・レンジャーズ（The Rhythm Rangers）を結成。1956年に活動の拠点をニューヨークに移し、CORALレーベルと契約しデビューするにあたり、グループ名をザ・ロックンロール・トリオに変更。CORALレーベル時代の作品は、ハードなロカビリーが中心で、いずれもおしなべて上質な作品揃いである。その後ロサンジェルスに移住し、IMPERIALレーベルでリッキー・ネルソンやロイ・ブラウンらに楽曲を提供し、裏方としても成功を収めている。1958年にソロ歌手として独立し、LIBERTYレーベル系のFREEDOMレーベルと契約を交わし、シングルを3枚リリースしたのちLIBERTYレーベルに移籍。そこで「You're Sixteen」「Dreamin'」等のティーンポップでヒットを放ちました。その後もCHANCELLOR, CAPIROLレーベルでポップ・ナンバーをヒットさせている。