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Oldies 45

J. Frank Wilson & The Cavaliers - Last kiss / That's How Much I Love You

1961 USA Original 45rpm Record [JOSIE/923]

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空軍仲間で結成したロックンロール・グループ/J.フランク・ウィルソン&ザ・キャバリアーズが、1964年にJOSIEレーベルからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高2位を記録しました。

1961年にウェイン・コクランがGALAレーベルからリリースした「ラスト・キス」が原曲で、その後コクランは1963年にKINGレーベルでも「ラスト・キス」再録音しました。


Wayne Cochran





歌詞の冒頭はセプチマス・ウイナーの「Der Deitcher's Dog」のオープニング歌詞を引用しています。



歌詞全体としては、彼氏が父親の車を借りて彼女をデートに連れ出し、渋滞した道路の最後尾車両に気が付かず、運転手である彼氏はそれを避けるために右にハンドルをきり、車両はコントロールを失い、その勢いのまま激しく激突し、彼氏と彼女は気を失ってしまいます。その後、暴風雨の最中に意識を取り戻し、事故現場で周囲に何人かの人々がいつのに気が付きます。彼氏は自身の怪我した箇所の流血に注意を取られながらも、まだ無意識のまま横たわっている彼女を発見しました。彼氏が彼女をを愛情を込めて抱きしめると、彼女は少し意識を取り戻し、笑顔で彼氏に「しばらくの間、私を抱きしめて」と頼みます。そして彼女は息絶え、その直前に彼氏は死にゆく彼女に「最後のキス」をした、という内容です。曲のサビの部分では、彼氏が彼女が天国に到達したと信じて、やがて彼が天国に行った時に再会し愛を再確認できるように、良い人であると誓います。

ロックンロールでは扱われることのあるティーネイジャーの死を扱った作品で、通称「ティーネイジ・トレジェディー・ソング(Teenage Tragedy Song)」とも呼ばれる概念を象徴する一曲としても知られています。

パールジャム、カナダのグループ/ウェンズデイによるカバーが知られています。







裏面はサックスが入るアップテンポのロックンロール・ナンバーです。

コンディション:NM/NM/SOL
マトリックス番号JOZ-475 / JOZ 474

アーティスト【J. フランク・ウィルソン】



ポップ・シンガー。1941年テキサス州ラフキン生まれで、1991年にアルコール中毒が原因で49歳の若さで死去。1962年に空軍仲間でザ・キャバリアーズというグループを結成し、リードシンガーとして活動。1964年にLE CAMレーベルに録音した「Last Kiss」が、JUBILEEレーベルより全米配給されてナショナルヒットとなった。グループは1978年頃まで活動している。
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