Hank Ballard & The Midnighters - The Hoochi Coochi Coo / I'm Thinking Of You
1960 USA Original 45rpm Record [KING/5430]
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- ¥800 JPY
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50年代初頭から活躍し、50年代後半からは「ザ・ツイスト」他の一連のダンス物ヒットで人気を博した名R&Bグループ/ザ・ミッドナイターズが、1960年にUS KINGレーベルからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高23位、R&Bチャートで最高3位を記録しました。
ハンクがビリー・マイルズ(1957年「ザ・ジョーカー」のヒットで知られるR&Bシンガー・ソングライター)と共作した「ザ・フーチー・クーチー・クー」という新種のダンスナンバーで、ノヴェルティー感のあるアップテンポを、アフタービートを強調したシャッフルビートで仕上げた60's R&B~ダンス・クレイズ・クラシックス!
ザ・チャンプス風のサックスが入るコミカルなサウンドに、ハンクのワイルドなボーカルが対比的にマッチしたザ・ミッドナイターズを代表する名作です。
裏面はドゥーワップ・バラードです。
コンディション:VG-/VG-/RW マトリックス番号:K-45-4857-2 / K-45-4593-X1 |
アーティスト【ハンク・バラード&ザ・ミッドナイターズ】
R&B・グループ。1950-1951年頃にデトロイトで結成されたザ・ロイヤルズ(The Royals)が前身で、初期にはジャッキー・ウィルソンやリトル・ウィリー・ジョン、リーヴァイ・スタブスらが参加。1953年にシンガーのハンク・バラードが加入し歌っていたところを、ジョニー・オーティスに発見され、ジョニーは彼らのマネージャーとなってKING/FEDERALレーベルと契約。デビュー作の「Get It」はR&Bヒットを記録し、R&Bのスタイルも新しかった事からすぐに影響力を持ち始める。同レーベルにはすでにグループ名の似たザ・ファイヴ・ロイヤルズがいた為、1954年にグループ名をザ・ミッドナイターズに変更して以降は活動。初期は「Work with Me, Annie」や「Sexy Ways」といった下ネタ~色もの作品で人気を博し、1959年には(チャビー・チェッカーが取り上げてヒットさせて有名になる)「The Twist」をヒットさせる。以降は「Lets' Go, Let's Go, Let's Go」といったダンス物や、ロックンロール系の作品をトレードマークとし、1961年頃までヒットを快調に連発。しかしティーン向けのダンス・ナンバーだけではヒットが出せなくなり、その後ソウル・ミュージックにも挑戦するものの、徐々に人気は低迷していく。アップテンポ以外でも、初期の「Teardrops On Your Letter」等のバラードにも味があり、ハンクのゴスペル風味のシャウトも痛快。優れたギタリストにも恵まれたグループで、初期はアロンゾ・タッカー、アーサー・ポーター、1955-1958年の間にはキャル・グリーン、そしてキャルが大麻所持で逮捕された1958年からは、ジミ・ヘンドリックスにも影響を与えたというJ.C.・“ビリー”・ディヴィスといった凄腕のギタリストが参加しており、演奏の面でも聞きどころの多い名グループである。