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Sixties 45

Gerry & The Pacemakers - How Do You Do It / You'll Never Walk Alone

1964(1963) USA Original 45rpm Record [LAURIE/LR 3261]

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数多くのヒット曲で60年代のブリティッシュ・インベーションを代表するグループとして活躍した、イギリス・リヴァプール出身のブリティッシュ・ビート・グループ/ジェリー&ザ・ペイスメーカーズが、1964年7月(英国COLUMBIA盤発売日:1963年3月14日)にLAURIEレーベルからリリースしたシングルです。

ジョージ・マーティン・プロデュースによる作品です。


George Martin

UKシングルチャートで最高1位を記録しました。

ミッチ・マレーによって書かれた曲で、最初はアダム・フェイスとブライアン・プールに提供しましたが断られました。EMIのジョージ・マーティンは、この曲に大きなヒットの可能性があると感じ、彼がプロデュースしていた新グループのザ・ビートルズの最初のシングルのA面としてこの曲を取り上げることに決めました。ザ・ビートルズは 1962年9月4日にドラマーのリンゴ・スターと共にこの曲を録音しました。しかしそのバージョンはリリースされず、最終的に1995年のアルバム『アンソロジー1』に収録されました。



ザ・ビートルズの未発表録音は保管庫に残っていましたが、マーティンはまだこの曲の魅力を信じていました。そして彼は別の新しいクライアントであったジェリー&ザ・ペースメーカーに録音させ、その目論見は大当たりする結果となりました。

裏面は英国盤シングルとは異なるカップリング曲で、1963年に英国でUKシングルチャートで最高1位を記録し、1965年にビルボード・トップ100チャートで最高48位、カナダのチャートで最高31位を記録した作品です。

1945年のロジャースとハマースタインのミュージカル『カルーセル』に挿入されたショー曲のカバーです。





スピリチュアルな雰囲気のあるメロディーのバラード曲を、ロンドンのEMIスタジオ録音によるジョージ・マーティンの指揮するオーケストラ・サウンドに乗せた60's ブリティッシュ・ビート・クラシックスです。

チャートのヒット後、この曲はリヴァプールFCファンの間で人気を博し、すぐにクラブのサッカー賛歌となり、クラブの紋章の公式モットーとしてこのバージョンが採用されました。アンフィールドでの各ホームゲームの開始前にサポーターによって歌われ、広報システムでジェリー&ザ・ペースメーカーズのバージョンが流されています。





コンディション:NM/NM/DH
マトリックス番号P4KM-7153--1A / P4KM-4151--1A


アーティスト【ジェリー&ザ・ペイスメーカーズ】







ブリティッシュ・ビート・グループ。マージービート。1959年頃にイギリス・リヴァプールで結成されたゲリー・マーズデン&ザ・マーズ・バーズ(Gerry Marsden & The Mars Bars)が母体グループとなる。1963年にザ・ビートルズと同じマネージャー/ブライアン・エプスタインとマネージメント契約し、UK COLUMBIAレーベルからデビューを果たす。デビュー作の「How Do You Do It?」は世界中で大ヒットを記録し、一躍ブリティッシュ・インベーションを代表する大物グループとなった。以降も「I Like It」、「You'll Never Walk Alone」、「I'm the One」、「Don't Let the Sun Catch You Crying」、「How Do You Do It?」、「It's Gonna Be Alright」、「Ferry Cross the Mersey」、「I'll Be There」、「You'll Never Walk Alone」、「Give All Your Love to Me」、「Walk Hand in Hand」等のヒットを1965年頃まで連発している。ロックンロールからバラードまで味わい深い作品が魅力となる。グループは1966年に解散した。

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