Gary Lewis & The Playboys - She's Just My Style / I Won't Make That Mistake Again

多くのヒット曲で60年代ポップスを代表する名グループとして知られる様になったゲイリー・ルイス＆ザ・プレイボーイズが、1964年にLIBERTYレーベルからリリースしたシングルです。スナッフ・ギャレット・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高3位を記録し、アルバム・タイトルにもなったグループの代表作品のひとつです。


Leon Russell (left), Snuff Garrett (right)

アル・キャップス、トーマス・レッスリー、スナッフ・ギャレット、レオン・ラッセルらによって書かれた力作で、それをザ・ビーチ・ボーイズの「ヘルプ・ミー・ローンダ」風の軽快なリズムと、ザ・ビーチ・ボーイズ風のコーラスで仕上げた60's ポップス・クラシックス！



実際に2013年にインタビュアーのレイ・シャショ（Ray Shasho）がゲイリーに質問しており、ゲイリー本人の回答により「本作はレコーディングでザ・ビーチ・ボーイズを模倣しようとした」ということが明らかになっています。

また本作ではオクラホマ州出身のドラマーでロック系セッション・ミュージシャンとして有名になる、ジム・ケルトナー（Jim Keltner）が初めてハリウッドにやってっきてこなした仕事である事も判明しています。


Jim Keltner

裏面はメランコリックなバラード調のポップ・ナンバーです。

アーティスト【ゲイリー・ルイス】





ポップ・シンガー。1946年ロサンジェルス生まれ。本名 Gary Harold Lee Levitch 。父親は有名なコメディアンであるジェリー・ルイス。18歳の時に自身のバンド／ゲイリー・ルイス＆ザ・プレイ・ボーイズを結成して活動。プロデューサー／スナッフ・ギャレットの制作により、LIBERTYレーベルより「This Diamond Ring」「Save Your Heart For Me」「Everybody Loves A Clown」「She's Just My Style」「Sure Gonna Miss Her」「Green Grass」等のヒットを連発し、60年代ポップスを代表する名グループとして知られる様になりました。