Frankie Lymon & The Teenagers - Why Do Fools Fall In Love / Please Be Mine
1956 USA Original 45rpm Record [GEE/GG-1002]
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60年代初頭のガール・シンガーにも多大な影響を与えたR&B・シンガー/フランキー・ライモンを中心にしたニューヨーク出身のR&B・ボーカル・グループ/ザ・ティーネイジャーズが、1956年1月10日にGEEレーベルからリリースしたシングルです。
ビルボード・トップ100チャートで最高6位、ビルボード・R&Bチャートで5週連続1位、同年7月にUKシングルチャートで1位を記録しました。ローリングストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」で314位にランクされています。影響力のあるアメリカの音楽ジャーナリスト、エッセイスト/ロバート・クリストガウの「ベーシック・レコード・ライブラリ」の中の一曲として収録されています。日本では邦題「恋は曲者」として知られています。
Frankie Lymon & George Goldner
ジョージ・ゴルドナーとフランキーが共作をしたメロディアスな楽曲を、ジミー・ライトのバンドが演奏するジャンプ・サウンドに乗せて、フランキー・ライモンのリードが澄み切ったボーイソプラノボーカルで歌う50's ドゥーワップ・クラシックス!ベース・シンガー/シャーマン・ガーンズ(Sherman Garnes)のベース・パートのサポートがまた素晴らしく、ドゥーワップとしても上質な内容の名作です。
エルヴィス・プレスリーの「ハートブレイク・ホテル」と同じタイミング(1956年1月)で発売され、ロックンロール時代の幕開けを告げた一曲としても重要視されています。また個性的な歌手であったフランキー・ライモンの知名度を上げ、彼をロックンロールのパイオニアの一人とするきっかけにもなりました。
1956年にカナダのポップグループ、ザ・ダイヤモンズによるカバーが、ビルボードポップチャートで12位に達しました。
1981年にはダイアナ・ロスによるカバーが世界的に大ヒットしています(ビルボード・ホット100チャートで最高7位、ビルボード・R&Bチャートで最高6位、ビルボード・アダルトコンテンポラリーチャートで最高2位、UKシングルチャートで最高4位)。
1964年にはザ・ビーチ・ボーイズがシングル「Fun, Fun, Fun」のカップリングとしてカバーしており、そちらは全米チャート120位のマイナーヒットとなっております。そちらはフィル・スペクター風のアレンジが素晴らしいです。
ジョージ・ルーカス監督、脚本による1973年の映画『アメリカン・グラフィティー』のサウンドトラックに含まれていました。
裏面はメランコリックなバラードです。
コンディション:VG++/VG++/WOL マトリックス番号:RR-3036-45 7798 / RR-3042-45 7802 |
アーティスト【フランキー・ライモン(&ザ・ティーネイジャーズ)】
R&B・シンガー。1942年ニューヨーク市ハーレム生まれで、1968年にヘロインの過剰摂取が原因で25歳の若さで他界。本名 Franklin Joseph "Frankie" Lymon 。1955年にR&Bグループ/ザ・ティーネイジャーズ(The Teenagers)でGEEレーベルよりデビューし、「Why Do Fools Fall in Love」他、多数のヒット曲を発表する。ザ・ティーネイジャーズはボーカルグループとしての実力も抜きん出ており(とくにベース・パートのシャーマン・ガーンズ)、さらにリードシンガーのフランキーの美しいボーイソプラノボーカルは、コントロール力も抜群で技巧的にも非常に素晴らしい卓越したものであった。フランキーはアイドル的な人気もあり、1957年にはグループを離れてソロ歌手に転向。自己名義で引き続きGEE, ROULETTEレーベルに録音を残し、ソロでも「Goody Goody」をヒットさせた。50年代には多くのキッズR&Bグループのフォロワーを生み出した他、60年代以降はジャッキー・ウィルソンや、女性シンガーのダイアナ・ロス、ロニー・スペクターらにも多大な影響を与えている名歌手である。ただし声変わりをしてからはボーカリストとしての魅力は激減し、一気にレコーディングする機会も減り、さらに追い討ちをかける様に、15歳の時から常習していたヘロインのオーバードーズで惨めな最後を迎えている。60年代には20TH CENTURY-FOX, COLUMBIAレーベルにも録音が残されており、興味がある方は一聴されたし。