Ernie Field's Orch. - In The Mood / Christopher Colombus
1959 USA Original 45rpm Record [RENDEZVOUS/110]
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50~60年代のロサンジェルスのR&B~ポップ・ミュージック・シーンの中心として活躍したアーニー・フィールズが、1959年にRENDEZVOUSレーベルからリリースしたシングルです。
ビルボード・ホット100チャートで最高4位を記録しました。
グレン・ミラー楽団による1939年の大ヒット曲「イン・ザ・ムード」のカバーで、バックビートを利かせたアール・パーマーのドラムスや、プラス・ジョンソンのサックスを主体にしたロックンロール仕様で蘇ったR&Bインストゥルメンタル・クラシックス!
参加ミュージシャンはアーニー・フリーマン(Piano)、ルネ・ホール(Guitar)、プラス・ジョンソン(Sax)、アール・パーマー(Drum)らで、このプロジェクトはそのまま後のロサンジェルスのインストゥルメンタル・プロジェクト(B.バンブル&ザ・スティンガーズ、ザ・マーケッツ、ザ・ルーターズ等)に直結する原型を成していると言っても過言ではない重要作品です。
裏面は1946年に発表されたポピュラーソングのカバーで、こちらもロックンロール・スタイルのR&Bインスト・2サイダー!
コンディション:VG(-)/VG-/RW マトリックス番号:RLK-1514-SAS R110A / RLK-1514-SAS R110B |
アーティスト【アーニー・フィールズ】
R&B・トロンボーン奏者、ピアニスト、バンドリーダー。1905年テキサス州ナコダチス生まれで、1997年に死去。1920年代からザ・ロイヤル・エンターテナーズ(The Royal Entertainers)というバンドを率いて、オクラホマ州タルサを拠点に活動。1939年にジョン・ハモンドに誘われてニューヨークへ行き、VOCALIONレーベルに録音をする。初期はビッグバンドを率いスウィング・ジャズを演奏していたが、のちに少人数でR&Bを演奏するバンド・スタイルへとシフトしていった。ジャズをベースにした感覚を武器に、スウィングをR&Bで昇華した「Tuxedo Junction」や「Begin the Beguine」がヒットを記録。50年代後半にはロサンジェルスに活動の場を移し、CLASS/ RENDEZVOUSレーベルのセッション・ミュージシャンとして活躍する。また1959年には同RENDEZVOUSレーベルにて、自己名義の「In the Mood」が米英でミリオンセラーを記録し、ゴールドディスクを受賞している。その後はロサンジェルスの重要セッション・マンとして、B・バンブル&ザ・スティンガーズ(B. Bumble and the Stingers)や、ザ・マーケッツ(The Marketts)、ザ・ルーターズ(The Routers)といったロック・インストゥルメンタル・プロジェクトにも参加した。RENDEZVOUSレーベルが倒産した1963年以降は、間もなく音楽業界からリタイアしている。