Elton John - Rocket Man / Suzie (Dramas)

ヒット曲の多さやレコードセールス記録において20世紀を代表する歌手の一人として知られるポップ・シンガー、ソングライター、ピアニスト、音楽プロデューサー／エルトン・ジョンが、1972年4月17日にUNIレーベルからリリースしたシングルです。

ガス・ダジョン・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高6位、ビルボード・オルタナティブエアプレイチャートで最高11位、カナダのアダルトコンテンポラリーチャートで最高22位、全英シングルチャートで最高2位を記録しました。米国で300万枚の売り上げを記録し、アメリカレコード協会（RIAA）からトリプルプラチナ認定を受けました。ローリングストーン誌は「史上最も偉大な曲500曲」のリストで149位に挙げています。

エルトン・ジョンとソングライターのバーニー・トーピンによって書かれた曲です。この曲は元々、アルバム『ホンキー・シャトー』のリード・シングルとして米国で1972年4月17日にリリースされました。

レイ・ブラッドベリの『The Illustrated Man』に掲載された短編小説「The Rocket Man」にインスピレーションを得たもので、仕事のせいで一度に何ヶ月も苦悩する家族から遠ざかっているプロの宇宙飛行士について書かれています。火星に行くことになった宇宙飛行士が仕事のために地球を離れるときの複雑な感情を描いています。

編曲はピアノを中心に高度にアレンジされたクラシック・ロック・バラードであり、シンセサイザー (エンジニアのデイブ・ヘンシェルが演奏) とスライド・ギターによる雰囲気が加えられています。

この曲はジョンのコンサートの定番となっています。

1991年11月、ケイト・ブッシュのレゲエ風バージョンは、全英シングルチャートで12位、オーストラリアでは2位に達しました。



裏面はファンキーなロック・ナンバーです。

アーティスト【エルトン・ジョン】

















Sir Elton Hercules John CBE (born Reginald Kenneth Dwight, 25 March 1947) ポップ・シンガー、ソングライター、ピアニスト、音楽プロデューサー。1962年に自身らのバンド／ブルーソロジー（Bluesology）を結成してロンドンで活動。アメリカから来たR&B・ミュージシャンらとツアーに出たりしており、1966年には歌手ロング・ジョン・バルドリーのサポート・バンドに任命され、マーキークラブで演奏する。1967年に作曲家バーニー・トーピンとコンビを結成し、1968年にDJMレーベルと作曲家契約を結ぶ。それからはロジャー・クックやルルといったアーティストに楽曲を提供して活動。1969年にソロ・デビューを果たした以降は「Your Song」、「Rocket Man」、「Crocodile Rock」、「Daniel」、「Saturday Night's Alright For Fighting」、「Goodbye Yellow Brick Road」、「Candle In The Wind」、「Pinball Wizard」、「Don't Go Breaking My Heart」、「Song For Guy」等、多くのヒットを放っており、シングルとアルバムの総売り上げは、ビージーズやローリング・ストーンズ、ピンク・フロイドを上回る約3億枚とも言われる。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」においては第38位にランクされた。ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」においては第49位にランクされた。「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」においては第45位にランクされた。