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R&B 45

Chuck Willis - C. C. Rider / Ease The Pain

1957 USA Original 45rpm Record [ATLANTIC/1130]

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OKEH~ATLANTICレーベルに素晴らしい歌声で上質なR&Bを残した、早世の天才歌手/チャック・ウィリスが、1957年にATLANTICレーベルからリリースしたシングルです。全米ポップチャートで12位、R&Bチャートで1位を記録しました。

1880年代初頭から1930年代初頭まで続いた黒人興行/寄席として知られるブラックボードビル(Black Vaudeville)から生まれたとされる伝統曲「C.C.ライダー」ですが、多くの黒人ミュージシャン/パフォーマーによって歌い継がれており、最古の記録として残されているのは、1924年10月にガートルード・“マ”・レイニーが、ニューヨークのPARAMOUNTレコードスタジオで吹き込んだ「シー・シー・ライダー・ブルース」があります。マ・レイニーのバージョンはレコードとして流通した為に影響力も大きく、2004年には米国議会図書館の国立録音レジストリに重要遺産として登録されています。同年にはグラミー殿堂賞を受賞しました。



1943年、ビー・ブーズによるバージョンがビルボード誌のハーレムパレードヒットで1位になり、一部のブルース評論家は、これ以降はこのバージョンが定番となったとされています。



ウィリスによる50年代のヒットバージョンは、ビー・ブーズのバージョンをベースにしており、それをロックンロール時代に合わせてダンサブルなリズムで仕上げています。この前年あたりに流行った、シル・オースティンの「スロー・ウォーク」で踊られたダンスの一種である「ストロール」のステップで踊られる曲として、若者を中心に大変流行し、音楽的にも影響力を持ちました。このヒット以降、ウィリスの愛称は「ストロールの王様(The King of Stroll)」となった程にインパクトのある作品でした。今聴くと標準的なR&Bかもしれませんが、当時としては非常に目新しかったという事です。



本作のヒットに後押しされ、ストロールのリズムは強化されていき、1957年にはザ・ダイアモンズの「ザ・ストロール」が続いています。



50年代以降はロックンロールやポップス、ソウルミュージックに分野でもスタンダードとなり、多くのミュージシャンによって録音されています。特にミッチ・ライダー&ザ・デトロイト・ウィールズ、エルヴィス・プレスリーによるバージョンが広く知られる様になっています。





裏面はゆったりとしたラテンリズムのR&B作品です。

<参加ミュージシャンと録音場所+日時>
Chuck Willis [C.C. Rider (as See See Rider)]
James Harris, trumpet; Gene Barge, Sam Taylor, tenor sax; Phil Kraus, marimba; unknown, piano; Al Caiola, Roy Gaines, guitar; Lloyd Trotman, bass; Panama Francis, drums; Chuck Willis, vocals; Elise Bretton, Robert Miller, Marcia Nell, Myriam Workman, background vocals; Jesse Stone, conductor.
NYC, January 31, 1957
Chuck Willis [Ease The Pain]
unknown, alto sax; Gene Barge, tenor sax; unknown, baritone sax; unknown, piano; unknown, guitar; Eddie McMullen, Hawaiian guitar; unknown, bass; unknown, drums; Chuck Willis, vocals; unknown, vocal group.
NYC, August 30, 1956

オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。

コンディション:NM/NM
マトリックス番号:45A2081-4 14042 / 45A2311-4 14048

アーティスト【チャック・ウィリス】



R&B・シンガー。1928年ジョージア州アトランタ生まれで、1958年に同地にて胃潰瘍が原因で30歳の若さで死去。本名は Harold ""Chuck"" Willis で、愛称は“The King of the Stroll”。1951年に地元ラジオ局のDJゼナス・シアーズ(Zenas Sears)主催のタレントコンテストで注目され、ゼナス・シアーズがマネージャーとなり、同年COLUMBIAレーベルと契約。COLOMBIAのサブ・レーベルとなるOKEHレーベルからデビューし、1952年に「My Story」が初ヒットを記録。1956年ATLANTICレーベルに移籍し、「C.C. Rider」が大ヒットしたほか、「What Am I Living For?」はミリオンセラーを記録しゴールドディスクを受賞している。頭に巻いたターバンと、がなり声に近い強いアタックのボーカルで人気を博した早世の名歌手である。