Vikki Carr - He's A Rebel / Be My Love

60年代にゴールドディスクを獲得した「イット・マスト・ビー・ヒム」他、数曲の大ヒットを残す、テキサス州エルパソ出身の白人女性ポップ・シンガー／ヴィッキ・カーが、1962年にLIBERTYレーベルからリリースしたシングルです。

スナッフ・ギャレト・プロデュースによりる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高115位、オーストラリアのチャートでは最高5位を記録しました。

ジーン・ピットニーが書き下ろした作品で、「不良の彼氏」をモチーフにした少女の事を歌った内容です。

「ヒーズ・ア・レベル」は元々ザ・シュレルズの為に書かれましたが、シュレルズは辞退した為、ヴィッキ・カーが録音する事になりました。その事を知ったフィル・スペクターが、ザ・クリスタルズのシングル用として最初に録音する事を望みましたが、当時アメリカの東海岸でツアー中だったクリスタルズの代わりに、ダーレン・ラヴ＆ザ・ブロッサムズで最初に録音をし、最終的にザ・クリスタルズ名義のシングルとしてリリースされました。


Phil Spector



ヴィッキ・カーによる本バージョンも予定通り録音されて、アール・パーマーのドラムス含む、レッキング・クルー数人の演奏で完成したバージョンです。ストリングスが入る豪華なサウンドに、力強いボーカルが乗った60's ガール・ポップ・クラシックス！

裏面もアップテンポのポップ・ボーカル作品です。

オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。

アーティスト【ヴィッキ・カー】











白人女性ポップ・シンガー。1941年テキサス州エルパソ生まれ。本名 Florencia Bisenta de Casillas Martinez Cardona 。1962年にヴィッキ・カーの芸名でLIBERTYレーベルよりデビューし、ザ・クリスタルズがヒットさせる「He's A Rebel」を録音しマイナーヒットとなる。1967年に「It Must Be Him」がミリオンセラーを記録し、ゴールドディスクを獲得。その後も「The Lesson」や「With Pen in Han」といった大ヒットナンバーを残している。