Seventies 45
The Who - The Seeker / Here For More [Canada]
1970 Canada Original 45rpm Record [DECCA/732670]
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20世紀を代表するモンスターグループとしても知られるイギリス・ロンドン出身のロック・バンド/ザ・フーが、1970年にカナダのDECCAレーベルからリリースしたシングルです(レーベルにカナダ表記がございませんがカナダ・プレスです)。
キット・ランバート・プロデュースによる作品です。

Kit Lambert (center)
ビルボード・ホット100チャートで最高44位、カナダのRPMチャートで最高21位、全英シングルチャートで最高19位を記録しました。
ピート・タウンゼントが作詞作曲した曲です。歌詞には、当時のポップカルチャーで名を馳せたミュージシャンであるボブ・ディランやビートルズ、そしてサイケデリックドラッグの提唱者ティモシー・リアリーなど、複数の人物が言及されています。タウンゼントは、ペルシャ系インド人の神秘主義者メヘル・ババの教えの信奉者であり、1966年に出版された論文/パンフレット 『神は丸薬か?』の中で、意識拡張の手段としての薬物使用を痛烈に批判したことで知られています。同様に、タウンゼントはこの時代を通して薬物乱用にも反対していました。
この曲がリリースされた頃、タウンゼントはローリングストーン誌のインタビューで曲の意味を説明しています。「かなり大まかに言えば、「The Seeker」は、私が「神聖なる絶望」、あるいは単に「絶望」と呼ぶもの、そしてそれが人々に及ぼす影響について描いた作品です。この物語は、主人公が途方もなくタフで、容赦なく意地悪で、信じられないほど利己的で、人々を傷つけ、家庭を破壊し、ヒーローを虐待し、誰も自分のために何もしてくれないと非難する一方で、かなり正当な主張もしているという、ある種、彼の主張は的を射ています。彼はどこにも到達しておらず、何もしていない。そして、唯一確信できないのは自分の死であり、少なくとも死ねば、望むものは手に入るだろう、と彼は考えているのです!」。さらに、タウンゼントは翌年にこう語っています。「たぶん、この曲は全部の中で一番好きじゃないんだ。『トミー』の後の最初の作品だったし、何度もレコーディングしすぎたせいで、ちょっと苦労した。一度は自宅スタジオで、それからいつも仕事していたIBCで、キット・ランバートがプロデュースを担当していた。その後、キットが歯を抜いて顎を骨折したので、自分たちでやり直したんだ。結果は素晴らしい。蚊だらけの沼地で、トム・ライトとジョン・ウルフと酔っ払って午前3時にフロリダで作り上げたんだけど、最高のサウンドだった。でも、沼地ではいつもトラブルの始まりなんだ。ワニが象に変身して、ついにはイギリス中のステージで暴走して死んでしまった。アメリカでは演奏すらできなかったと思う。」
セッションではニッキー・ホプキンスがピアノを演奏しています。ザ・フーは相変わらず激しい楽器の音で演奏していますが、歌詞は以前よりも意味深いものになっていると評される名作です。
裏面はカントリー風味のポップ・ロッカー作品です。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:7 122560 1A / 7 122561 13 |
アーティスト【ザ・フー】
ブリティッシュ・ビート・グループ、ロック・バンド。1964年に英国ロンドンで、ザ・ディトゥアーズ(The Detours)というR&Bバンドで活動していたロジャー・ダルトリーが、ザ・コンフェデレート(The Confederates)というディッキシーランド・ジャズ・バンド出身のピート・タウンゼント、ジョン・エントウィッスルを自身のバンドに誘って結成された。初期のドラマーであったサグ・サンドムに変わり、キース・ムーンが参加し、ピートのルームメイトでもあったリチャード・バーンズの提案で、1964年2月にグループ名をザ・フーに変更。しかし最初のマネージャー ピーター・ミーデンの意向で、グループ名をザ・ハイ・ナンバーズ(The High Numbers)と、FONTANAレーベルに「Zoot Suit」 / 「I'm the Face」を初録音するものの不発となる。間もなくキット・ランバート(Kit Lambert)とクリス・スタンプ(Chris Stamp)を新マネージャーに迎え、徐々にロンドンの音楽シーンで人気を得て、「マキシマムR&B」というスローガンを掲げ、モッズ・バンドとして人気を博す。1965年にはBRUNSWICKレーベルと契約し多くのヒットを放ち、以後は世界的な人気を博すロック・バンドととして知られるようになっている。ギターを叩き壊しドラムセットを破壊する暴力的なパフォーマンスと、T・S・エリオットに影響を受けた文学的知性豊かな歌詞世界とのギャップが魅力のひとつとも云われている。1969年に発表されたアルバム『ロック・オペラ “トミー”』ではロック・オペラというジャンルを確立し、1971年発表の『フーズ・ネクスト』では、シンセサイザーをミニマル・ミュージック風に導入するなど、先進的な音楽性も高く評価される。ライヴ・パフォーマンスにも定評があり、「最強のライヴ・バンド」という称号を得て、長く第一線で活躍する名グループである。
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