The Show Stoppers - Ain't Nothin' But A House Party / What Can A Man Do? (GUYDEN label)

イギリスのノーザンソウル・シーンでも人気を博したフィラデルフィア出身のR&B～ソウル・グループ／ザ・ショウ・ストッパーズが、1967年10月にGUYDENレーベルからリリースしたシングルです。

元々はフィラデルフィアのSHOWTIMEというレーベルから出されたシングルです。



フィラデルフィア、ピッツバーグ、ニューヨーク市でよく売れたと記録されており、全米ではビルボード・ホット100チャートで最高87位を記録しました。

1968年2月16日にUK BEACONというレーベル（以下の画像）から英国内に紹介されUKシングルチャートで最高11位を記録しました。



後にグラディス・ナイト＆ザ・ピップスのドラマーとなるカール・チェンバース、後にジ・インプレッションズのギタリストとなるジョー・トーマス、そしてモータウンのバリトン・サックス奏者マイク・テリーが参加した強力なバンドの演奏が、デトロイトのモータウン・サウンドをオマージュしたダンス曲です。グループはソロモン・バークの指導の下でリハーサルを行い、ザ・ヴァイブレーションをモデルにしました。パーティーをモチーフにしたキャッチーなポップソングを、重厚なリズムに乗せた60's ソウル・クラシックス！

1971年にはイギリス北部のノーザンソウル・シーンで再評価され、この時にBEACONレーベルから7インチがリイシューされ、再度UKシングルチャートで最高33位を記録したという逸話があります。



現在ではノーザン・ソウルの古典とみなされている曲でカバーも多い人気曲ですが、ここで特筆するのは、1986年にストック・エイトケン・ウォーターマンがプロデュースしたハウス・ミュージック・バージョンが、全英チャートで60位に達しました。



裏面もダンサブルな作品でおすすめです。

コンディション：VG/VG/WOL/RW マトリックス番号：STR-101A / STR-101B

アーティスト【ザ・ショウ・ストッパーズ】



ソウル・グループ。1967年頃にフィラデルフィアで結成。R&Bシンガー、ソロモン・バークの二人の弟（アレックスとラディー）がメンバーに在籍。1967年にSHOWTIMEレーベルに録音した「Ain't Nothin' But a House Party」が米英でヒットしています。以降HERITAGE, BEACONレーベルにも録音があり、1968年に「Eeny Meeny」が英国でのみヒットした。そこからは英国のノーザンソウル・シーンで注目され、1971年には英マンチェスターの名門「Twisted Wheel Club」にも遠征している。グループは1972年に解散した。