The Roomates - Glory Of Love / Never Knew

ソロ歌手だったキャッシー・ジーンと彼女のバッキング・コーラスを担当した事により知られるようになったニューヨーク出身のポップ・コーラス・グループ／ザ・ルーメイツが、1961年にVALMORレコードからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高49位を記録しました。

ザ・ファイヴ・キーズが1951年に発表したドゥーワップの名曲「ザ・グローリー・オブ・ラヴ」のカバーです。



ザ・ファイヴ・キーズの原曲と比較すると若干アップテンポで軽快なアレンジで、そこに安定感のあるコーラスが折り重なったホワイト・ドゥーワップ・クラシックスです。

裏面はアップテンポのドゥーワップ・ナンバーです。

アーティスト【キャッシー・ジーン＆ザ・ルーメイツ】



ポップ・コーラス・グループ。ニューヨーク・クイーンズの中学校に通う15歳のスティーブ・サスカインド（Steve Susskind）とボブ・ミンスキー（Bob Minsky）はボーカル・デュオを結成して活動し、彼らは地元のタレント・コンテストのチャンピオン／トム＆ジェリー（Tom & Jerry：後のサイモン＆ガーファンクル）に匹敵する程の人気を誇るティーン・デュオだった。1960年にジャック・カーソン（Jack Carlson）とフェリックス・アルヴェアズ（Felix Alvarez）が加入し、4人編成のボーカル・グループ／ザ・ルームメイツ（The Roommates）となりPROMOレーベルに初録音をする。デビュー作はヒットしなかったものの、間もなくVALMORレーベルの歌手キャッシー・ジーン・ジオルデーノ（Cathy Jean Giordano）のコーラスに参加し、同レーベルに録音した「Please Love Me Forever」が、当時の人気DJマーレイ・ザ・Ｋ（Murray the K）のプロモーションによってナショナルヒットとなる。その後、引き続きキャッシーとの録音に加え、ザ・ルームメイツ単独での録音も行った「Glory of Love」がヒットを記録。キャッシーは間もなく音楽業界からリタイアするものの、グループはCAMEO, PHILIPSレーベルに、解散する1965年頃まで録音を続けています。