The Cowsills - The Rain, The Park & Other Things / River Blue
1967 USA Original 45rpm Record [MGM/K-13810]
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- ¥1,600 JPY
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4兄弟+兄妹+母親で構成される家族ロック・グループとして知られるザ・カウシルズが、1967年にMGMレーベルからリリースしたシングルです。アーティー・コーンフィールド・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高2位を記録しました。日本では邦題「雨に消えた初恋」として知られています。
アーティー・コーンフィールドとスティーヴ・ダボフが書いた曲で、当初のタイトルは「ザ・フラワー・ガール(The Flower Girl)」だったそうですが、同時期にヒットしたスコッティー・マッケンジーの「サン・フランシスコ(ビー・シュア・トゥ・ウェア・フラワーズ・イン・ユア・ヘア(San Francisco (Be Sure to Wear Flowers in Your Hair))」のタイトルにあった“花”がかぶるという事で、混同を避けるためにタイトルを変更したそうです。
歌詞の内容は「雨の中でフラワーガールが座っているのを見た」と語り、そして彼女は「こんにちは」と言い、雨が止んで太陽が出ると彼女は姿を消した。「彼女は現実だったのか、それとも私にとってはただの夢なのか」という幻想的な世界観を歌っています。冒頭の雨のSEは、実はベーコンを焼いた音を使用したものでしたが、タイトルとドラマチックな曲調ともマッチし効果的な印象を生む結果となっています。
全体的にサンシャイン・ポップの名作であり、UK ACEレーベル編集によるV.Aコンピレーション・アルバム『Chartbusters USA Special Edition - Sunshine Pop』にも収録されています。
【 サンシャイン・ポップ】 1960年代半ばに南カリフォルニアで生まれたポップ・ミュージックのサブジャンルのひとつです。イージーリスニングと広告のジングル、成長するドラッグカルチャーに根ざしており、ノスタルジックなムードや不安なムードと「世界の美しさへの感謝」を組み合わせたものが特徴的です。音楽はザ・ビーチ・ボーイズの影響が多大であると考えられていますが(特にアルバム『ペット・サウンズ』)、ザ・ビーチ・ボーイズがこのジャンルを代表するということはめったにありませんでした。サンシャイン・ポップと総称される音楽ジャンルのスタイルは、豊かなボーカルとサンバ音楽に似た軽いアレンジが特徴的で、ザ・ママス&ザ・パパス、ザ・フィフス・ディメンション、ザ・タートルズ、ジ・アソシエーションなどの人気グループが代表的です。年代的には、1967年の春と夏、特に「サマー・オブ・ラブ・の直前に、トップ40ヒットの多くがピークに達し成功を収めました。ミレニアム、サジタリウス、イエロー・バルーンなどのグループはあまり成功していませんでしたが、後年の再評価でカルト的な人気を獲得し、中古盤市場ではコレクターに求められました。特に1990年代初頭の日本での人気の再燃ぶりは凄まじく、サンシャイン・ポップの派生系として「渋谷系」や「ソフト・ロック」といった新語と一過性のブームが形成されました。 |
裏面も上質なポップナンバーです。
オリジナル・カンパニースリーブ付きです。
コンディション:NM/NM/DH マトリックス番号:K13810 103297-2 / K13810 103301-2 |
アーティスト【ザ・カウシルズ】
ロック~ポップ・グループ。ビル+ボブ+バリー+ジョンらのカウシル家4兄弟を中心に、ロードアイランド州ニューポート出身で1965年に結成。その後さらにスーザン+ポール兄妹と母バーバラが加わり、家族ロック・グループとして活動。1965-1966年の間はJODA, PHILIPSレーベルに、ザ・ビートルズ路線のバンドとしての録音を残した。1967年にMGMレーベルと契約し、同年には「The Rain, The Park and Other Things」がリリースされナショナルヒットを記録。その後も「Indian Lake」や「Hair」等を大ヒットさせた。高いポップ性や、兄妹らしい息の合った絶品ハーモニーが魅力となるグループです。