Simon & Garfunkel - Homeward Bound / Leaves That Are Green

60年代における多くの名曲の数々で知られる様になったサイモン＆ガーファンクルが、1966年1月19日にCOLUMBIAレーベルからリリースしたシングルです。

ボブ・ジョンストン・プロデュースによる作品です。



(Bob Dylan, Johnny Cash) Bob Johnston

ビルボード・ホット100チャートで最高5位、カナダのチャートで最高2位を記録しました。

1964年の春にイギリスに戻った後、ポールサイモンによって書かれました。彼は以前にエセックスで過ごしており、その4月からブレントウッドの鉄道ホテルを定宿としました。この間、彼はクラブでチケット回収係として働いていたカッシー・チッティに会っています。二人はすぐに意気投合し、再びロンドンに戻ってパフォーマンスする事を希望し、最後は感情的な別れとなりました。しかしカッシーの会社は行方不明になり、カッシーには会えず、その時の思いを紙片に留めたのが「ホームワード・バウンド」となりました。ちなみにカッシーは、他のいくつかのサイモン＆ガーファンクルの歌、特に「カッシーの歌」と「アメリカ」で言及されています。1969年のヒット曲「ザ・ボクサー」では、サイモンは「ホームワード・バウンド」への言及の可能性がある鉄道駅を暗示してもいます。しっとりしたバラードから、メロウなアップテンポに転調する60's ロック・クラシックス！

裏面曲はフォーク調のポップ・ナンバーです。

オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。

アーティスト【サイモン＆ガーファンクル】



ロック～ポップ・デュオ。ロック～フォーク・ロック。ニューヨーク出身のユダヤ系アメリカ人ポール・サイモンとアート・ガーファンクルによって、1957年にトム＆ジェリー（Tom & Jerry）という名前で結成。初期はジ・エヴァリー・ブラザーズ・スタイルのロックンロールを演奏。1964年にCOLUMBIAレーベルと契約し、「Sound of Silence」の大ヒット以降、「I Am a Rock」、「Homeward Bound」、「Scarborough Fair/Canticle」、「A Hazy Shade of Winter」、「Mrs. Robinson」、「Bridge over Troubled Water」、「The Boxer」、「Cecilia」等のチャートヒットを1969年頃まで連発。「Bridge Over Troubled Water」制作中に音楽性の違いが顕在化し、1970年にデュオは解散を迎えた。