Simon & Garfunkel - Bridge Over The Troubled Water / Keep The Customer Satisfied

60年代における多くの名曲の数々で知られる様になったサイモン＆ガーファンクルが、1970年にCOLUMBIAレーベルからリリースしたシングルです。

ロイ・ハリーとの共同プロデュースによる作品です。


Simon & Garfunkel & Roy Halee

ビルボード・ホット100チャートで6週連続で最高1位を記録した、サイモン＆ガーファンクルにとって最大ヒットとなったシングルです。イギリス、カナダ、フランス、ニュージーランドのチャートでも首位を獲得し、他の8カ国でトップ5ヒットしたベストセラーのシングルとなり、全世界で600万人以上のコピーを販売を記録しました。1971年に、第13回グラミー賞を含め5つの賞を受賞しました。20世紀で最も演奏された曲の1つになり、50人以上のアーティストがカバーしています。

シンガーソングライターのポール・サイモンによって作曲され、ピアノで演奏され、ゴスペル音楽の影響を受けています。オリジナルのスタジオレコーディングは、レッキング・クルーに演奏を依頼し、フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドのテクニックを用いています。デュオのボーカルはニューヨークでカットされました。

前述の様にカバーが多い人気曲ですが、特筆すべきバージョンは、1970年代のメリー・クレイトンによるゴスペルスタイルのバージョンや、2003年のジョニー・キャッシュとフィオナ・アップルによるデュエットはベストカントリーコラボレーションでグラミー賞にノミネートされました。





1971年のアレサ・フランクリンによるカバーバージョンは全米ポップチャートで最高6位、R&Bチャートで最高1位に達しました。





1970年のエルビス・プレスリーによるバージョンも、傑出したボーカルが評価され名作として知られています。





1970年のペギー・リーによるバージョンも素晴らしいです。



1979年のリンダ・クリフォードによるアップテンポのディスコバージョンは、全米ポップチャートで最高41位、R&Bチャートで最高49位、ディスコチャートで最高11位、英国のチャートで最高28位になりました。



裏面はポップ・ロック作品です。

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【サイモン＆ガーファンクル】



ロック～ポップ・デュオ。ロック～フォーク・ロック。ニューヨーク出身のユダヤ系アメリカ人ポール・サイモンとアート・ガーファンクルによって、1957年にトム＆ジェリー（Tom & Jerry）という名前で結成。初期はジ・エヴァリー・ブラザーズ・スタイルのロックンロールを演奏。1964年にCOLUMBIAレーベルと契約し、「Sound of Silence」の大ヒット以降、「I Am a Rock」、「Homeward Bound」、「Scarborough Fair/Canticle」、「A Hazy Shade of Winter」、「Mrs. Robinson」、「Bridge over Troubled Water」、「The Boxer」、「Cecilia」等のチャートヒットを1969年頃まで連発。「Bridge Over Troubled Water」制作中に音楽性の違いが顕在化し、1970年にデュオは解散を迎えた。