Shadows of Knight - Gloria / Dark Side

英国ロック勢の演じるブルースを昇華させた、独自のブルース・ロックを売りにして活動したシカゴ出身のガレージ、ブルース・ロック・バンド／シャドウズ・オブ・ナイトが、1965年にDUNWICHレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高10位を記録しました。

ヴァン・モリソン率いるイギリスのロック・グループ／ゼム（Them）のカバーで、ゼムのバージョンもアメリカではPARROTレーベルからディストリビュートされヒットしていますが、チャート順位的には、シャドウズ・オブ・ナイトの方が上位となった名バージョンです。



パンク・ロックそのものと言っても過言ではない、粗削りかつパワフルな演奏に、若さの勢い溢れるボーカルでワイルドに迫る60's ガレージ・ロック・クラシックス！

ゼムのバージョンは歌詞の一部に「彼女は私の部屋に来ます」というのが含まれており、一部のラジオ局はこれに反対しました。最も顕著なのはシカゴのWLS局であり、シカゴを拠点としたシャドウズ・オブ・ナイトのバージョンは、この歌詞を「彼女は私の名前を呼んでいます」に変更しています。

裏面はバラード作品です。

コンディションVG-評価盤ですが、音質は見た目以上にしっかりと鳴りますのでおすすめです。実際のレコードから作成した試聴音源をお試しくださいませ。

コンディション：VG-/VG-/WOL/SOL/RW マトリックス番号：DN-9916-1 / DN-9917-1

アーティスト【シャドウズ・オブ・ナイト】



ガレージ、ブルース・ロック・バンド。1964年にシカゴで結成されたザ・シャドウズ（The Shadows）が前身となる。録音はDUNWICH, TEAMレーベルにあり、1965年にゼムのカバー曲「Gloria」がナショナルヒットを記録している。英国ロック勢の演じるブルースを昇華させた、独自のブルース・ロックを売りにした。