Paul Mauriat - Black Is Black / Reach Out I'll Be There

イージーリスニング音楽の第一人者であり、日本では“ラブ・サウンドの王様”という愛称で人気の高かったポピュラー・ミュージック・ピアニスト、作曲家、編曲家、バンドリーダー／ポール・モーリアが、1967年にPHILIPSレーベルからリリースしたシングルです。

スペインのビート・グループ／ロス・ブラヴォーズが、1966年にヒットさせた同名作品（全米チャート4位、全英チャート2位）のカバーです。



ロス・ブラヴォーズの原曲がすでにモータウンR&Bっぽかったですが、ポール・モーリアによるバージョンもモータウン風のグルーヴをベースにしており、そこに上質なオーケストラサウンドを乗せて仕上がった60's ポップ・インストゥルメンタル・ダンサーです。ベースがずっしりと効いており、イージーリスニングの範疇だけに収まらないグルーヴィーな感覚が素晴らしい隠れた名作でおすすめです。

裏面はモータウンのザ・フォー・トップスが1967年にヒットさせた同名作品のカバーです。



オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。

コンディション：NM/NM/DH マトリックス番号：39698 2 / 39701 1

アーティスト【ポール・モーリア】



ポピュラー・ミュージック・ピアニスト、作曲家、編曲家、バンドリーダー。1925年フランス・マルセイユ生まれ。第二次世界大戦中にプロとして活動を始める。パリでBEL AIRレーベルと契約し、1965年にPHILIPSレーベルに移籍。1968年にリリースした「Love Is Blue (L'Amour Est Bleu)」が世界的な大ヒットを記録した。他にも「Nocturne」「Mon Credo」「Uno Tranquillo」「Etude In The Form Of Rhythm & Blues」「L'eternel Retour」「Rendez-Vous Au Lavandou」「Toccata」「La Chanson Pour Anna」「Le Piano Sur La Vague」「El Bimbo」「Minuetto」「I Will Follow Him "Chariot"」「Petite Melodie」「Pulstar」「Prelude 59」等の名作を多く発表し、2000年頃まで活躍。特に日本では“ラブ・サウンドの王様”と称され、イージーリスニング音楽の第一人者として人気を博した。