Noble Watts - Jookin / What Ya Gonna Do

初期はザ・グリフィン・ブラザーズや、ポール・“ハックルバック”・ウィリアムズと共に活動し、ロックンロール時代にはライオネル・ハンプトン、ダイナ・ワシントン、チャック・ベリーでも伴奏した名R&Bサックス奏者／ノーブル・ワッツが、1962年12月にENJOYレーベルからリリースしたシングルです。ボビー＆ダニー・ロビンソン・プロデュースによる作品です。

「突く，突き刺す」を意味する「ジューキン」という新ダンス曲です。KINGレーベルのビル・ドゲットに倣った伝統的なシャッフルリズムに、ロックンロール気風のサックス（＋ギター）がメロディーを奏でるR&Bインストゥルメンタル・チューン。キャロライナ州ではシャグ～ビーチミュージックとしても人気のあるダンス・ナンバーです。また間奏で聞けるギターは、N.Yブルースで活躍した（ウィルバート・ハリソンの「カンサス・シティー」他で伴奏）ワイルド・ジミー・スプルーイルによるもので、V.Aコンピレーションアルバム『Scratchin’ - The Wild Jimmy Spruill Story』に収録されています。



裏面はジューン・ベイトマンとのデュエットとなるボーカル作品です。

コンディション：NM/NM マトリックス番号：ZTSP-86507-1B / ZTSP-86506-1B

アーティスト【ノーブル・ワッツ】



R&B・サックス奏者。1926年フロリダ州デランド生まれ。初期はザ・グリフィン・ブラザーズや、ポール・“ハックルバック”・ウィリアムズのバンドに参加。50年代はライオネル・ハンプトン、ダイナ・ワシントン、チャック・ベリーでも伴奏した。リーダー作はBATONレーベルにあり、1957年に「Hard Times」がヒットしている。ロックンロール風情のある楽曲に乗せた、ジャジーでエモーショナルなサックス・プレイを売りにした。