Little Eva - The Loco-Motion / The Jewels - Opportunity (Re-Issue)

「ザ・ロコ・モーション」他のヒットで有名になったノースキャロライナ州ベルヘイヴン出身の女性R&B・シンガー／リトル・エヴァが、1962年6月にDIMENSIONレーベルからリリースした作品の、1980's COLLECTABLESレーベル・リイシュー・シングルです。



ジェリー・ゴフィン＆キャロル・キング・プロデュースによる作品です。


Carole King & Gerry Goffin

ビルボードホット100チャートで最高1位、R&Bチャートで最高1位を記録しました。ローリングストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」では第350位に選定されています。

ジェリー・ゴフィン＆キャロル・キングが書き下ろした作品で、“ザ・ロコ・モーション”という電車風の動きで踊れるブランニュー・ダンス・クレイズ＆ガールズ・ポップ・クラシックス！



この曲の誕生秘話には諸説ありますが、作者であるキャロル・キングのナショナル・パブリック・ラジオ（NPR）へのインタビューへの回答によると、「ゴフィン＆キング夫妻はエヴァが歌が上手いことも知っていたので、ディー・ディー・シャープに提供予定だった作品を彼女にデモ録音させ、それをそのままリリースしたらヒットした。」そうです。オールディーズ・ファンの間では、ゴフィン＆キング夫妻のベビーシッターであったエヴァが歌って誕生した説が長年信じられてきましたが、作者本人による言及ということで、その説は覆っています。

カバーが多い人気曲ですが、1962年のシルヴィー・ヴァルタンによるフランス語カバーはフランス国内でNo.1ヒットを樹立しています。



1974年のグランド・ファンク・レイルロードによるカバーはNo.1ヒットしました。



1986年のデイヴ・スチュワート＆バーバラ・ガスキンや、1987年のカイリー・ミノーグによるカバーもヒットに至っています。





裏面は、ボ・ディドリーや、ジェームス・ブラウンに認められた事で知られるワシントンD.C.出身のR&B・ガール・グループ／ザ・ジュエルズが、1964年にDIMENSIONレーベルからリリースした作品のカップリングです。



ジーン・レッド・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高64位を記録しました。

ゴスペル調のロッカ・バラード曲を、ゆったりとしたR&B・サウンドに乗せて、コール＆レスポンスのコーラス・スタイルでメロウに仕上げた60's ガールズ・ポップ・クラシックスです。ブリル・ビルディングの作品としてはR&B色が強く、若干ディープな側面もあるので、ガールズ・ポップ・ファンの方以外にもおすすめです。

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

コンディション：NM/NM/RI マトリックス番号：COL-0300-A / COL-0300-B

アーティスト【リトル・エヴァ】













女性R&B～ポップ・シンガー、ソングライター。ノースキャロライナ州ベルヘイヴン生まれで、ニューヨーク・ブルックリン育ち。2003年にノースキャロライナで死去。享年59歳。本名 Eva Narcissus Boyd 。ガール・グループ／ザ・クッキーズの紹介で、若い頃にジェリー・ゴフィン＝キャロル・キング夫妻の家でベビーシッターとして働く。彼女の歌手としての素質に気づいたゴフィン＝キング夫妻が作の「The Loco-Motion」を彼女の為に提供し、1962年にDIMENSIONよりリリースされ大ヒットし、一躍スターになったというアメリカン・ドリーム的な成功を修めています。ほか「Keep Your Hands Off My Baby」や「Old Smokey Locomotion」もヒットしています。ほかVERVEレーベルにも録音がある。

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アーティスト【ザ・ジュエルズ】











R&B・ガールズ・グループ。1961年にワシントンD.C.で結成されたジ・インパラス（The Impalas）が前身となる。ボ・ディドリーのバンドの女性ギタリスト、ペギー・ジョーンズ（レイディー・ボ）が結成した同名のグループとは異なる。グループは1961年のジ・インパラズ時代にボ・ディドリーに認められ、活動の場をシカゴに移し、彼の地下スタジオで録音した作品でCHECKERレーベルよりデビューを果たした。※ここでややこしいのは、ボ・ディドリーのバンドから、二つのザ・ジュエルズが誕生したということだ。1962年にはグループ名をザ・フォー・ジュウェルズに変更し、STARTというレーベルに録音し、ビリー・スチュワートのCHESSレーベルでのセッションにコーラスで参加した。1963年にはグループ名を再びザ・ジュウェルズに変更し、1964年にニューヨークのDIMENSIONレーベルからリリースした「Opportunity」がヒットしている。以降はFEDERAL/KINGレーベル、DYNAMITEレーベル等に録音がある。1967年にジェームス・ブラウンに実力を認められ「ザ・ジェームス・ブラウン・レビュー」のツアーに抜擢された。その時の録音は、アルバム『James Brown Plays the Real Thing』で聴くことが出来る。主要メンバーのキャリー・ミンゴは1963年頃にグループを脱退し、マーサ・ハーヴィンが後任として参加した。マーサ・ハーヴィンは、後に芸名をマーサ・ハイに変え、ジェームス・ブラウンとともに約30年間ツアーを続けたほか、1979年にはソロ・ディスコ・アルバムをリリースしている。