Kyu Sakamoto - Sukiyaki / Anoko No Namaewa Nantenkana

日本を代表する俳優で歌手のタレント／坂本九が1961年に日本で録音した「上を向いて歩こう」が、日本を代表する俳優で歌手のタレント／坂本九が1961年に日本で録音した「上を向いて歩こう」が、1963年にCAPITOLレーベルからリリースされたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで3週連続1位を獲得した他、世界各国で売れに売れて全世界で1300万部の売り上げを記録し、史上最も売れたシングルの1つになりました。

永六輔 作詞、中村八大 作曲による曲です。日本人学生による在日米軍撤退デモがうまくいかず、その努力に対する不満を盛り込んだ歌詞の内容であるとされています。

ジャジーなシャッフルリズムに乗せたメロディアスな楽曲を、クルーナーボーカルで歌い上げる60's ポップス・クラシックスです。タイトルが「上を向いて歩こう」から「スキヤキ」になった理由は、イギリスのPYEレコードの社長ルイス・ベンジャミンが契約の話で来日した際、本作を聴いて気に入り、英国発売を決めましたが、UK盤の発売に際してタイトルが「UE O MUITE ARUKOU」では分かりにくいという理由から、ルイス社長がが知っていた簡単な日本語「SUKIYAKI」を用いたというのが定説となっています。

今でもアメリカのオールディーズ専門ラジオ番組ではプレイされている他、カバーやパロディー等も多く登場しており、日本が世界に誇る日本語ポップスとして世界中で広く知られています。以下に主要なバージョンを掲載しておきます。

1966年、ジュウェル・エイケンスによるカバーはノーヒットながら秀逸でソウルファンに知られています。



1980年、ア・テイスト・オブ・ハニーによるカバーは、ビルボードホット100チャートで3位に達しました。



1994年、4PMによるカバーはビルボードホット100チャートで8位に達しました。



2018年、G.H.ハットによるカバーは、ビルボードのダンスクラブソングトップ50で19位に達しました。



裏面曲にはノヴェルティー・ソングの「あの娘の名前はなんてんかな」を収録しています。

通常ヒット流通盤となる3rd.プレスです（1st.プレスはタイトルが「SUKIYAKA」のエラーでかなりレア、2nd.プレスはサブタイトルに「Ue O Muite Aruko」表記ありで稀、3rd.プレスはタイトルが「SUKIYAKI」のみ）。オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【坂本九】



俳優、歌手、司会者、タレント。1941年神奈川県川崎市生まれで、1985年8月12日、日本航空123便墜落事故に巻き込まれ死去。本名 大島 九（おおしま ひさし） 。1958年にギタリストとしてザ・ドリフターズに参加し半年後に脱退し、その後はダニー飯田とパラダイス・キングのメンバーとしてビクターと契約。1960年にソロ歌手として独立し、東芝音楽出版と契約。同年「悲しき六十才」がヒットし、1961年には「上を向いて歩こう」が大ヒットします。この曲は1963年に「SUKIYAKI」と改題されて、全米ポップ1位を3週連続で獲得する大ヒットとなりました。