Julie London - Cry Me A River / S'Wonderful [Canada]

色っぽいルックスに加えて、スモーキーで官能的なボーカルを武器に、世の殿方を魅了した名ポップ歌手／ジュリー・ロンドンが、1955年にカナダのLONDONレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高9位、全英シングルチャートで最高22位を記録しました。2016年には「文化的、歴史的、または美的に重要である」という観点から、米国議会図書館によって米国録音登録簿に登録されました。2001年、グラミー殿堂入りを果たしました。

1955年12月に出されたアルバム『ジュリー・イズ・ハー・ネーム』に収録されました。

アーサー・ハミルトンによって書かれたアメリカの人気トーチ・ソングです。1953年に初めて出版され、1955年にジュリー・ロンドンによるバージョンで有名になりました。

ブルージーなジャズ・バラードの「クライ・ミー・ア・リヴァー」は、元々は1920年代を舞台にした映画『ピート・ケリーのブルース』（1955年公開）でエラ・フィッツジェラルドが歌うために書かれたものでした。この曲の最初のリリースは1955年に女優兼歌手のジュリー・ロンドンによってLIBERTYレコードからリリースされ、ギターのバーニー・ケッセルとベースのレイ・レザーウッドがバックを務めました。

1956年の映画『女はそれを我慢できない』にロンドンが出演し、この曲をパフォーマンスしました。

裏面は、ジョージ・ガーシュウィンが作曲し、アイラ・ガーシュウィンが作詞した1927年のポピュラーソングのカバーです。原曲はアデル・アステアとアレン・カーンズによるブロードウェイミュージカル『ファニー・フェイス』（1927年）で初演されました。

レア！

アーティスト【ジュリー・ロンドン】













白人女性ポップ・シンガー、女優。1926年カリフォルニア州サンタローサ生まれでロサンジェルス育ち。2000年に同ロサンジェルスにて死去。本名 Gayle Peck 。色っぽいルックスに加えて、スモーキーで官能的なボーカルを武器に、世の殿方を魅了した名ポップ歌手。1955年にBETHLEHEMレーベルからレコード・デビューし、以降はLIBERTYレーベルに多くのレコーディングを残す。1960年代後半まで第一線で活躍した国民的なスターで、生涯に（V.Aやベスト盤を除いても）32枚ものオリジナル・アルバムをリリースした。1955年の「Cry Me A River」が代表作品として知られている。