Jack Nitzsche - African Waltz / Gringo

フィル・スペクターの“ウォール・オブ・サウンド”他でアレンジャーとして活躍した事でも知られるポップ音楽プロデューサー、アレンジャー、作曲家／ジャック・ニッチェが、1965年10月にREPRISEレーベルからリリースしたシングルです。

セルフ・プロデュースによる作品です。

1961年にジョニー・ダンクワースがヒットさせた（全米チャート101位、全英チャート9位）インストゥルメンタル・ナンバーのカバーです。



ジョニー・ダンクワースの原作に忠実なアレンジで、ニッチェ自身がアレンジメントも手掛け、ザ・レッキング・クルーが演奏したフル・オーケストラ・サウンドで仕上がった60's ポップ・インストゥルメンタル・ナンバーです。



裏面はアップテンポのポップ・インストゥルメンタル・ナンバーです。

ストック・コピーはかなりレアです。

コンディション：VG+/VG++/RW マトリックス番号：HX-3732-2 / HX-3733-2

アーティスト【ジャック・ニッチェ】



ポップ音楽プロデューサー、アレンジャー、作曲家。1937年イリノイ州シカゴ生まれで、2000年ロサンジェルスにて死去。フィル・スペクターのアレンジャーとして有名。55年、ジャズ・サックス奏者を目指してロサンジェルスに移住したが、プロデューサーのソニー・ボノと出会い、ポップ音楽業界での裏方仕事を得る。作曲/アレンジャーとして関わったジャッキー・デシャノンの""Needles and Pins""がヒットし、好評を得る。1963年には＜Reprise＞レーベルより自己名義で""The Lonely Surfer""がナショナルヒットを記録。その頃、ニューヨークからロサンジェルスに拠点を移してきたフィル・スペクターと知り合い、以降ほとんどの＜Philles＞セッションで指揮とアレンジメントを担当するという絶大な信頼を得た。フィル・スペクターの“ウォール・オブ・サウンド”の完成には欠かせない存在と言っても過言ではない。フィル・スペクター関連の仕事以外にも、ザ・ローリング・ストーンズのセッションに参加したり、アレンジを努めたものもあります。また1962年以降は、映画音楽の作曲家としても活動し、1983年の「愛と青春の旅だち」ではオスカー賞を受賞した。