Huey "Piano" Smith & The Clowns - Don't You Know Yockomo / Well I'll Be John Brown
1958 USA Original 45rpm Record [ACE/553]
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- ¥3,400 JPY
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「ロッキン肺炎ブギウギ流感」他、ズンドコ明るく能天気なロックンロールやR&Bで人気を博した、ニューオーリンズR&Bピアニスト+グループ/ヒューイ・“ピアノ”・スミス&ザ・クラウンズが、1958年にACEレーベルからリリースしたシングルです。
ジョニー・ヴィンセントと共作した、前ヒット作「ドンチュー・ジャスト・ノウ・イット」のフォローアップ・ナンバーで、ザ・クラウンズの演奏による豪快な演奏に乗せて、コール&レスポンスでワイワイ陽気に盛り上がるニューオーリンズR&B・パーティー・チューン・クラシックス!
裏面も見逃せないドゥーワップ作品で、初期ソウルの息吹を感じさせる内容でお薦めです。ジョン・ブラウンとは1800年代前半に活躍した「奴隷制度廃止運動家」で、「俺はジョン・ブラウンになる」というテーマからは、プロテストソング~初期のブラックパワー曲という観点も見えてくる注目作品です。
コンディション:VG++/VG++/WOL マトリックス番号:45-S-142 Sheldon / 45-195 Sheldon |
アーティスト【ヒューイ・“ピアノ”・スミス】
R&B・ピアニスト、作曲家、バンド・リーダー。ニューオーリンズR&B。1934年ルイジアナ州ニューオーリーンズ生まれ。プロフェッサー・ロングヘア(Professor Longhair)に影響をうけてピアノを演奏。シャッフルする右手のブレイクは彼の持ち味で、後続のプレイヤーにも影響を与えている。8歳ですでに作曲を始め、中学校の時には友人とスリック&ダーク(Slick & Dark)というコンビを結成して活動。15歳でクラブに出入りする様になり、ギター・スリム(Guitar Slim)等で伴奏し徐々に注目されていく。1952年、18歳の時にニューヨークのSAVOYレーベルと契約してデビューし、アール・キング(Earl King)と組んだ作品を初録音。その後地元ニューオーリンズでスタジオ・ミュージシャンとして生計をたて、リトル・リチャード、ロイド・プライス、アール・キング、スマイリー・ルイス等のセッションで伴奏。1957年には女装(オカマ)シンガー/ボビー・マーチャン(Bobby Marchan)をフロント歌手にした、自身のバンド/ザ・クラウンズ(The Clowns)を結成し、同年にACEレーベルと契約し「Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu」が初ヒットを記録した。以降も同レーベルで「Don't You Just Know It」や、「Pop-Eye」をヒットさせたり、フランキー・フォードのヒット曲「Sea Cruise」ではバッキングを演奏したりしている。その後、VINレーベルにも録音したり、ディヴ・バーソロミュー(Dave Bartholomew)を便り、IMPERIALレーベルに移籍するものの、そこでは大きな成功は得ていない。黄金期はやはりACEレーベル時代で、ご機嫌で能天気な、極楽ムードのニューオーリーンズ・ロックンロールを爆発させ、ビートに乗って楽しく掛け合う、ノヴェルティーなダンス・ナンバーで人気を博している。