Gladys Knight & The Pips - I Heard It Through The Grapevine / It's Time To Go Now

“ソウルの女帝”という愛称でも親しまれる、アトランタ出身の女性R&B・シンガー／グラディス・ナイトが在籍した男女混成によるR&B・グループ／ザ・ピップスが、1967年にSOULレーベルからリリースしたシングルです。

ノーマン・ウィットフィールド・プロデュースによる作品です。

ビルボード・ホット100チャートで最高6位、ビルボード・R&Bチャートで最高7位、カナダのRPMチャートで最高5位、UKシングルチャートで最高47位を記録しました。2018年にグラミー殿堂入りを果たしました。

1966年にノーマン・ホイットフィールドとバレット・ストロングによって書かれた曲です。ザ・ミラクルズが1966年8月6日にこの曲を初めてレコーディングしましたが、彼らのバージョンは1968年8月までリリースされず、アルバム『スペシャル・オケージョン』に収録されました。





マーヴィン・ゲイのバージョンは1967年の初頭に録音したのが2番目でしたが、リリースされたのは3番目でした。そのバージョンは1年半後に1968年のアルバム『イン・ザ・グルーヴ』に収録され、ラジオDJ達の注目を集めました。そこで、モータウンの創始者ベリー・ゴーディ・ジュニアは最終的に1968年10月にTAMLAレーベルからシングル・リリースすることに同意し、1968年12月から1969年1月までの7週間ビルボード・ポップ・シングル・チャートのトップとなりました。







グラディス・ナイト＆ザ・ピップスは、1967年6月17日にモータウンのスタジオAで「グレープバイン」を3番目に録音しましたが、バージョンが世に出されたのは1番目でした。プロデューサーのホイットフィールドは、アレサ・フランクリンの「リスペクト」を聞いた後、マッスル・ショールズのリズム・セクションのファンク要素を含むように「グレープバイン」を再編しました。



ファンキーなダンスビートにナイトのソウルフルなボーカルとザ・ピップスのコーラスが乗った60's ソウル・クラシックス！

裏面はバラード作品です。

アーティスト【グラディス・ナイト＆ザ・ピップス】

















R&B～ソウル・ボーカル・グループ。“ソウルの女帝”という愛称でも親しまれる、女性シンガー／グラディス・ナイト（Gladys (Maria) Knight）がまだ7歳だった、1953年頃にジョージア州アトランタで結成。1958年にBRUNSWICKレーベルに初録音。1961年にHUNTOMレーべルに吹き込んだ「Every Beat of My Heart」が、VEE-JAYレーベルより配給されてヒットし、同時期から1965年までFURY/ENJOY, EVERLAST, MAXXレーベルにも良質なアーリーソウルを残している。1966年には絶頂を迎えていたモータウンと契約し、傘下のSOULレーベルより「I Heard It Through the Grapevine」等の特大ヒットを放った。1973年にはBUDDAHレーベルに移り、「Midnight Train to Georgia」等をヒットさせている。グループは1989年まで第一線で活動した。